中也が最近冷たすぎるので私太宰さんのところに行かせていただきます【文スト】

第二話 ページ4

『これは…』




これ、太宰が愛用してた便箋よね？





なんでこんなものが…？





私は中身を空けて手紙の中を確認した。






拝啓 Aへ
　 やあ、A元気にしてるかい？

　 私は今武装探偵社と言うところに勤めているよ。

　 いきなり、いなくなってごめんね。

　 君のことだからあの事まだ責任感じてるんでしょ？

　 あれは君の所為じゃない。

　 総ての非は私にある。

　 だから君はもう責任を感じなくていい。

　 あと、悩み事があったら私のところにおいで。

　 いつでも待ってるよ。
　

　 太宰






涙が零れた。





太宰はいつでも私の欲しい言葉をくれる。





もう、いっそのこと探偵社に行ってしまおうか…





いや、首領には多大な恩があるし裏切れない…






だったら私の気持ちが整理がつくまで休みをもらおう！






『そうと決まったらさっさとやっちゃいますか！』






私はデスクにある書類の整理を始めた。





1時間後…





『終わった〜！』






却説、首領室に行くか。





ｺﾂｺﾂ…






部下「あの、A様これ受け取っていただけますか？」






『ああ、ありがたく受け取るよ。(ﾆｺ』





部下たち「きゃぁぁ❤」






部下2「A様、私のも受け取ってくださいませ！」





部下3「私も！」






部下4「俺も！」←？！






『み、皆落ち着いて…』






首領室に行くのに数時間掛かったとか…






『ありがたいけど体力が持たない…』

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