中也が最近冷たすぎるので私太宰さんのところに行かせていただきます【文スト】

第十四話 ページ17

『あれ！太宰そんなとこにいたの…？！』






私がドアを開けると太宰がいた。





さっきの聞かれてないよね…？




太宰「嗚呼、Aが来るのが遅くて私は待ちくたびれて仕舞ったよ〜」




ぶ〜と口をとがらせて云っている太宰はとても可愛らしかった。




『ｸｽ…』




思わず笑ってしまった。







太宰「ん？私面白いことは言ってないのだけど…？」








『何でもないよ〜』







太宰は終始「？」を浮かべていた。







たぶん彼は気付いてる…






だからこんなに優しくしてくれるのだろう…








そんな優しい太宰に私は心が苦しかった。




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Aが思った中也の好きな人とは…？！



すれ違う心…



報われない恋…




次回―――太宰との逢瀬編




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箸休めに番外編を作ろうと思うのでリクエスト等募集中です！



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