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「あ！そうだ！！Aちゃんの好きな人って爆豪君やろ！！」
「「「「ええーっ！？」」」」
「はあああ！？？」
丁度良い湯加減に寝そうになるのを何とか堪えながらフワフワと微睡んでいた僕に唐突に言葉の鈍器で殴り付けてきたお茶子ちゃんに一気に覚醒してしまう。何て事を言い出すんだ、この子は！！
「ちょ！待って！？お茶子ちゃん、落ち着こう？ね？？」
「いや！！待たへんよ！！」
「って事は両想いじゃん！！」
「ちょ、三奈ちゃんまでやめてよ！！」
「へぇ、ウチはてっきり轟かと思ってた」
「響香も乗るなよ！」
否定する間も無く、言いたい放題で盛り上がる皆に逃げるが勝ちと言わんばかりに逃走を試みるが、何故か無駄に本気モードで個性を多用して行く手を阻む女子達。ちょ、マジで勘弁してって……
「さぁ、観念して吐いてもらうわよ」
僕の首に長い舌を巻き付けて逃がさまいとする梅雨ちゃんに「それでそれで！？」と興味津々の三奈ちゃん。
恋バナの時の女の子は強い。お茶子ちゃんが良い例だ。逃げ様と思った僕が馬鹿だったのかも知れないが、こんな公開処刑って……酷過ぎやしませんか？
「安心して？本人に言ったりしないわ」
「いや、そういう問題じゃなくて…」
「好きなんやろ？爆豪君の事」
改めて他人の口からそれを言われると羞恥心に殺されそうになる。いや、既に僕のライフはゼロです。白目を剥きたい…既に剥いてるけど。
「言っちゃいなっ！」
「爆豪さんなのは意外でしたわ。私も轟さんかと…」
「私は緑谷かなーって思ってた！！」
「私も緑谷ちゃんと思ってたわ」
あ、もう勝己で決定なんですね。僕の言葉がどうであれ、そうなんですね。はい、分かりました。そうですよ、こうなりゃヤケクソだ。
「はぁ……本人には言わないでよ？調子に乗るから…」
「って事は！！」
「ハイハイ、そーですよ。勝己が好きですよ。あの魔王ですよ。ハイハイ」
女の子、こわい、こわいこわい。
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パル(プロフ) - 真田丸＠homeさん» ｺﾒﾝﾄ有難う御座います!!頂いたｺﾒﾝﾄを何度も見直す程、驚いております!!感動してもらえて本当に良かったです。完結まで残り僅かですが、どうぞよろしくお願いします!! (2018年12月13日 13時) (
レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
真田丸＠home(プロフ) - ごめんなさい、３５４話でした。 (2018年12月12日 21時) (レス) id: 2d504e1e62 (このIDを非表示/違反報告)
真田丸＠home(プロフ) - ３３５話で泣きました！めっちゃ感動しました！これからも頑張ってください！ (2018年12月12日 21時) (レス) id: 2d504e1e62 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 前回7章にて、お返事ありがとうございます！そして続編8おめでとうございます！！超大作ですね！！これからもパル様のペースで頑張って下さい！ではまたっ♪ (2018年10月29日 11時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
パル(プロフ) - 卯月。さん» ｺﾒﾝﾄ有難う御座います!!!思い付きで書き始めて、自分でもこんなにも長くなるとは思って無かったので続編を作る度に追い掛けて下さる読者様に感謝の気持ちでいっぱいです!!これからも3日更新の頻度ではありますが、楽しんでもらえる様に頑張ります！！ (2018年10月28日 14時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パル | 作成日時：2018年10月27日 0時
