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「んぎゃあああーー！！！！」
ﾊﾞｯ!!
「敵襲か！？」
「数は！？」
「はぁ…ただの夜泣きですよ」
Rの泣き声で飛び起きた僕と死柄木さんは同時にブランケットを蹴り飛ばし、臨戦態勢を取りながら周囲を確認する。相変わらずのメルヘンチック仕様の部屋だが、特に変わったところや不審人物は見当たらない。
そこへ部屋にやって来た黒霧さんが僕達を見て「何やってるんですか」と呆れた様に泣き声を上げるRを抱き上げ、あやす様にゆさゆさと揺らしている。
「お腹が空いているのかも知れませんね」
「はぁ……びっくりした…」
「何だ…腹減ってたのか」
咄嗟に出したナイフを下ろし、死柄木さんもアームカバーを付け直して互いに「ガチかよ」「死柄木さんも大概ですよ」と笑ってしまう。
それにしても黒霧さんのあやし方が上手過ぎて、家政婦から執事、そしてベビーシッターへと疑問が膨らんでいく。ホント、あの人…何者なんだろう。
「一応、歯は生え揃ってますね」
「ミルクか？？」
僕を見る死柄木さんに「出ませんよ。出て堪るか」と吐き捨て、黒霧さんからRを受け取りBARに移動する。
「まぁ…ま…ｸﾞｽﾝｯ…」
「ママはやめてほしいんだけどなぁ…」
「まぁあ…？」
「ハイハイ、ママですよ、ママで良いです」
僕にしがみつくRに死柄木さんが「パパだぞ〜」なんて言っているが取り敢えず無視だ。一々相手にしてられるか、である。
『おや、目が覚めた様だね』
「あ…」
『気分はどうだい？』
「まぁ、少し気怠い気もしますが、それはいつもの事なので」
『君にそっくりな子で弔も喜んでいるよ』
「複雑ですけど…」
いつの間に用意したのか、子供用の椅子がちゃんと僕と死柄木さんが座る椅子の真ん中に設置されていて、当たり前の様に前掛けを渡してくる黒霧さんに「ベビーシッターでもしてたんですか？」と吐露してしまう。
「R、お前の席は此処だから」
「うぅ？」
「んー…ママは言えるのに他はまだ喋れないのか」
「ママは死柄木弔が必死に覚えさせてましたからね」
ちょ、ホント、何してんの、あの人。
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月華姫 - →これに新たに「ばあば」というポジ導入しても大丈夫なのか？←ご姑でも有りか・・・此方も無限の可能性が！！←そして！番外編リクIF轟幼馴染夢ありがとうございました(__)胸キュンしながら読みました！これからもパル様のペースで頑張って下さい！ではまたっ♪ (2018年9月4日 9時) (
レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - お早う＆お久しぶりです♪元気そうで良かったです！此方台風影響で雨の強さ様々ですが其方は大丈夫ですか？あの先生が、じいじと呼ばれたその瞬間どーなるか展開様々ありそうですね(笑)←あ、でも黒霧さんだけポジ様々なのですが、ある時は執事系、ベビーシッター・・ (2018年9月4日 8時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
パル(プロフ) - 月華姫さん» ｺﾒﾝﾄ有難う御座います!!お久し振りです！何とか元気にやっています！！先生がじいじは考えて無かったので笑いましたww密かにそうすれば良かったと思っていますww有難う御座います!!今後ともよろしくお願いします!!! (2018年9月4日 8時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - この場合、先生が「じいじ」になるのか？お久しぶりですパル様！！お元気ですか？私も元気です！これからも連載応援しています！！また遊びにも来ます♪ではまたっ♪ (2018年9月3日 15時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
パル(プロフ) - らなのMonOさん» ｺﾒﾝﾄ有難う御座います!!!ぬぐぅ…いつか死柄木さんオチの夢小説も書ければと思いますが、キャラ崩壊が物凄い事になりそうなのでずっと先になるかも知れません(><)シリーズ読んで頂き有難う御座います!!これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします！！ (2018年7月28日 20時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パル | 作成日時：2018年7月22日 19時
