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相変わらず味のしない食事を吐き出さない様に無理矢理胃袋に収め、光己さんや勝さん、それから勝己に味覚障害になってしまった事を悟られない様に雑談を交えながら楽しく夕食を終える。
そして、お風呂に入ろうと脱衣所で服を脱ごうとした時…
「入んぞ」
「入ってから言うなよ」
ポケットに手を突っ込んだ勝己が堂々と入って来て、脱ぎ掛けた服を下ろす。此処で、キャー!!とか叫ばない辺り、僕の女子力は死滅しているのだと改めて思い知る。
「お風呂入りたいんですけどー？」
「誘ってんのか？」
「湯船に沈めたらァ！！」
勝己の頭は完全に可笑しくなってしまった様です。僕の言葉が届かないと言うか、最早聞いていない様です。
勝己は僕の前にしゃがみ込むと、何故か僕の靴下を脱がし始めた。え、ホント、コイツ…色々と大丈夫か…？
「何してんの」
ゴミを見る様に蔑みを込めてそう聞けば、勝己は何も言わずに露になった赤い蝶の足枷を指でなぞる様に静かに撫でる。
そして…ｶﾁｬﾝｯと静かに外された足枷に僕は驚きのあまり言葉を失ってしまう。勝己が外した足枷は一つ、勝己を連想させる赤い蝶が刻まれたもの。
突然過ぎる解放に、喜びよりも戸惑いが勝ってしまい、勝己の掌にあるそれと勝己を交互に見て「何で…」と零してしまう。
僕の中で、足枷は確かに重荷だった。自由を奪われ、僕という人間を殺すもの。そして…二人が望んだ何も出来無い僕を確立させた忌むべきものだった。
だけど、それと同時に足枷は二人が何処にも行かないという安心材料でもあったのだ。何もしなくても良い世界を形作ってくれる、約束の様なもの。
「一度しか言わねぇから耳かっぽじって聞きやがれ」
顔を上げて真っ直ぐと僕を見る勝己に、何故か聞きたくないと耳を塞ぎ、逃げ出したくなる。だが、逃げてはいけないという事も頭の何処かでちゃんと理解していて…僕は、動けないまま勝己の言葉を待つしか無かった。
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パル(プロフ) - 月華姫さん» こんにちは！お久し振りです！！漸くリクエストの【轟君が幼馴染みだった？if】が完成しましたので、お知らせします(^^)リクエスト板の方にありますので、またご確認ください！それでは失礼します！ (2018年5月6日 13時) (
レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - お返事有難う御座います！リクの完成はパル様のペースで大丈夫ですよ！ゆっくり完成を楽しみに待っています！ジジ様はエンデパパの最終進化系なんですね←そう考えると現在のエンデさんは微妙にマシに感じますな←これからもパル様らしく連載頑張って下さい！ではっ (2018年3月7日 10時) (レス) id: 12879f1d64 (このIDを非表示/違反報告)
パル(プロフ) - 月華姫さん» ﾘｸｴｽﾄの方はもう暫くお待ち下さい(><)本編のストックが中々思う様に進まず、ﾘｸｴｽﾄのネタを書き始めてはいるのですが、短編でまとめられず試行錯誤中なので、出来次第お知らせします！更新ゆっくりですが、これからもよろしくお願いします！！ (2018年3月7日 7時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
パル(プロフ) - 月華姫さん» お久し振りです!!いつも楽しみにして下さって有難う御座います(><)ジジ様のイメージはホントにエンデパパを悪化させて、兎に角酷くした感じにしようと出来上がったものですww現実だと犯罪レベルがカンストしてしまうかも知れないですねwwwある意味敵(ヴィラン)ですねww (2018年3月7日 7時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 続き→意味不明な言葉使ってすみません(･･;)さて、轟は次どう夢主と絡み接するか楽しみです！！春の季節も連載頑張ってください！また遊びに来ます♪ではっ (2018年3月6日 21時) (レス) id: 95552be7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パル | 作成日時：2018年2月10日 17時
