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三奈ちゃんと常闇の試合が終わり、勝己と切島の試合が終了した事で、ベスト4が出揃った。轟と僕と常闇と勝己の4人。

そして、迎えた準決勝。僕は目の前に居る轟を見て「やっぱりこうなると思ってたよ」と笑う。対する轟は出久との試合時に見せていた険しい表情から一変、何処か毒気が抜けている様に見える。

まだ、迷いがあるのか、それとも出久に触発されて使ってしまった左の力に戸惑っているのか…

「あのさ、迷いは消えた?」
「…どうだろうな。そういうお前はどうなんだよ」

ミッドナイトの開始の合図を待つ僅かな時間。互いに油断出来無い相手と分かっていても、何故かいつもの様に話してしまう。

僕はやっぱり、轟と話すのが好きみたいだ。未だに気を抜けばオアシスと呼びたくなってしまう。

「僕は初めから迷ってなんかいないよ。僕の今考えるべき事は一つ。轟に勝って決勝へ進む」
「…俺も、お前を倒して上に行く」
「柄じゃないけど、互いにベストを尽くそう」
「ああ」

僕達の話に区切りが着くとミッドナイトは『二人とも準備は良いわね?』と確認する。それを無言で頷き、肯定した瞬間…

『それじゃあ、START!!』

ミッドナイトの開始の合図とほぼ同時に僕は地面に両手を付き、ジジに向けて使おうとしていた地面からの尖ったコンクリートを無数に出現させる。

それと同時に轟も同じ規模の大氷結で相殺してくる。流石と言うか、何と言いますか…此処までは想定の範囲内だからまだ大丈夫。

氷に呑まれた事で互いに相手を視認出来ていない。わざわざ轟が氷を溶かして吹っ掛けて来るとは思えない。恐らく、僕が飛び出して来るのを待っているのだろう。

迷いはあれど、冷静だな…なんて思いながら拳を握り「出久の模倣だけど、精々ぶっ飛ばない様にね…」と呟きながら全力で氷の柱と化したコンクリートに向かって拳を振るう。

バコォォオオオンッ!!!

威力、スピード、それから風圧、衝撃。それ等を増幅して放った拳は大氷結の壁に風穴を開け、自分でも思った以上に力が入り過ぎたせいか、轟がぶっ飛ぶのがチラッと見えた。

直ぐ様氷を背に展開させ、場外アウトを回避した轟は……うん、氷に背中を叩き付けられる姿が実に痛そうだった。

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作品ジャンル:恋愛
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パル(プロフ) - ウサギさん» コメント有難う御座います!!良い文なんてとんでもないです!1日で読んで下さったんですかΣ(・ω・ノ)ノ有難う御座います!!(><)これからもダラダラとした進行度ではありますが、どうぞよろしくお願いします!! (6月1日 11時) (レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - 良い文ありがとうございます。 今日発見したが、すごくおもしろくて一日で全部読んでしまいました。 これからも頑張ってください。 (6月1日 11時) (レス) id: 7b63bf87a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パル | 作成日時:2018年5月22日 20時

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