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「ふぁ〜あ…眠っ…」
最終種目である、トーナメント形式で行われるデスマッチの順番を待っていた僕はこれから行われ様としている出久とB組の心操の試合を観客席から欠伸をしながら眺めていた。
「あら、Aちゃん。これから試合なのに、眠たいモードかしら？ケロ」
「んー…午前中、結構頑張ったからさ、そろそろ一眠り付かないとやる気が維持出来無いかなーって」
因みに僕の初戦の相手は飯田だ。対戦相手が発表された時、飯田に「互いに全力を尽くそう」と言われたが、正直今の僕は完全にやる気がオフモードになっているので全力は出せそうに無いです。
「寝んのか？緑谷の試合だろ？」
切島の言葉に「どうでもいい」と返して、透ちゃんに抱き着いて遠慮無く乳枕に顔面を押し付けさせて頂くと峰田の「そこ代われよ！！」と言う声が聞こえてきた。
「勝己に頼みなよ。案外良い胸筋してるから」
「何処見とんだ、テメェ…」
「勝己が風呂上がりに服着ないからだろ」
「着とるわ！！」
「下だけじゃん」
「もう会話が同棲中のカップルみたいね、アナタ達」
「やめてよ、蛙吹さん」
「梅雨ちゃんと呼んで」
「梅雨ちゃん」
「なぁに？」
「可愛いよ」
「然りげ無く口説くなよ」
範太に突っ込まれつつ、透ちゃんに頭を撫でられていると、次第に瞼が睡魔に抗えずに降りてくる。ズルズルと乳枕からお腹へと移動して最終的には膝枕で落ち着き、寝る体勢に入る僕に「ブランケット出しましょうか？」と声を掛けてくれる百ちゃんはやっぱり女神だと思う。
「ホントに寝ちゃうのー？」
「僕は寝る…乳枕透ちゃん、順番来たら起こして」
「葉隠だって、もう〜」
透ちゃんは凄く優しい。勿論、お茶子ちゃんも百ちゃんも梅雨ちゃんだって優しい。僕の数少ない女の子の友達だ。
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パル(プロフ) - ウサギさん» ｺﾒﾝﾄ有難う御座います!!良い文なんてとんでもないです！1日で読んで下さったんですかΣ(・ω・ﾉ)ﾉ有難う御座います!!(><)これからもﾀﾞﾗﾀﾞﾗとした進行度ではありますが、どうぞよろしくお願いします!! (2018年6月1日 11時) (
レス) id: a050d7518b (このIDを非表示/違反報告)
ウサギ - 良い文ありがとうございます。 今日発見したが、すごくおもしろくて一日で全部読んでしまいました。 これからも頑張ってください。 (2018年6月1日 11時) (レス) id: 7b63bf87a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パル | 作成日時：2018年5月22日 20時
