【鬼滅の刃】破壊と再生 (ページ4)

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episode.4 ページ4

No side

炭「しのぶさん、Aさんは、柱なんですか？｣

善「Aさん？誰だよそれ｣

伊「…………」

胡「あの人は、死の呼吸の使い手、死柱です。
死の呼吸とは、相手に致命傷を与え、必ず死に追いやる。そんなふうに言われています。

私たちのように、型はあります。ですが死の呼吸は全ての型において、苦しみを与えながら必ず殺す技。
この呼吸を使う隊士の寿命と引替えに相手に死を与える、最高にして、最凶の呼吸です。｣

炭治「自分の命と引き替えにって……そんな、そしたらAさんは！？｣

胡蝶「彼女は呼吸を使っているので、寿命は短くなっているはずです。ですが彼女が倒れたりしたところを見たことがないのです。彼女には、鬼と同じ再生力がある、と言ったところですね。」

善「鬼と同じって…禰豆子ちゃんと一緒で、人は食べてないけど、鬼なの？」

炭「Aさんは、鬼舞辻無惨、鬼の始祖の妹なんだ｣

善「…………はぁぁあああああああぁぁぁっ！！！！！？何言っちゃってんの！？どうしたの？炭治郎まえからやばいやつだと思ってたけど、この間の任務でついにイッちゃったの？」

炭「前からって……確かに聞いた時は驚いた、けど、彼女から鬼の臭いはしなかったし、嘘をついてる臭いもしなかった。」

胡蝶「彼女の再生力はまだ謎ですが、彼女は何かをずっと待っているそうです｣

炭「まってる？」

胡蝶「はい。任務後の彼女をみかける隊士が口を揃えて言うのが、【Aさんは、何かに憑かれたように鬼を切っていた、彼女は何かを待ってる様にみえる】と言っています｣

伊「……妹だろうがなんだろうが、戦ってるなら俺たちと同じなんだ」

善｢伊之助……」

伊「ゴメンネ、ヨワクッテ……」

善「なんで！？いいこと言ったように思ったのになんでぇええ！？」

炭「何かを、まってる……」