9.歌ネタは罪的な話 ページ9
9.
(zm side)
「待って、これはホントに待って。ロボロくんの歌声……もうっ、ああぁー……可愛過ぎる!存在が罪!」
Aはさっきからずっとこの調子で、しょーてんのロボロの歌ネタを聞いては転がり回っとる。
いや、ホンマに転がり回ってんねんで?
zm「A、そんな暴れると頭ぶつけr…」
ごんっ!
「っぐぁあー!いったー!」
zm「くはは、だから言うたのに……」
ぶつけた後頭部を押さえて蹲るA。
涙目でこちらに助けを求めてくるが、俺にしてやれることはないと思うんやけど。
zm「ほら、見してみ?」
「ん、絶対コブになっとる……」
zm「大丈夫やで、なんともなっとらんよ。」
「ほんとに?今ので、記憶飛んだとかなってない?」
zm「自分の名前は?」
「A。」
zm「推しは?」
「ロボロくんー…はぁっ、可愛い尊い……」
zm「…………Aの恋人は?」
「ゾムー!」
zm「ん、記憶なくなってへんな。」
「うん、ちゃんとゾムの事好きって覚えてる!」
zm「ん”ー、俺も好き…」
なんなんこの可愛い生き物。
自分で言うたセリフに照れて赤くなってんの、ホンマ可愛えんやけど!
ぶつけた所をやんわりと撫でてやると、Aは気持ちよさそうに目を細めた。
「ゾムに撫でられんの好き。手、大きいのいいよなぁー……」
zm「A……」
そのまま頬を撫でると、Aは察したのか目を閉じた。
そして、ゆっくりと唇と重ねAを味わっていると……
ピンポーン
「あ、ピザ来たかな?」
zm「くっ、せやな……見てくるわ。」
折角ええ雰囲気やったのにっ……!
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手羽先の手先(プロフ) - 掻いてじゃなくて、書いてです; 変換ミス…… (2021年4月30日 7時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - ぐりんてぃさん» 一応、説明文のとこに男主人公と搔いてありますが、紛らわしかったですね;題名に付け加えておきます! (2021年4月29日 18時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぐりんてぃ(プロフ) - すみません、質問があるんですけど……。主さんの性別って、どちらなんですか? もし小説内で書いてあったらすいません。 (2021年4月29日 18時) (レス) id: 91f47c6a3f (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - あづめさん» 見つけてくれてありがとうございます!修正しました!気に入って頂けているようです良かったです!! (2021年4月28日 0時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
あづめ(プロフ) - 最後……!最後が!括弧の中身がひらがなになっておりますよ…… !大事な1文では……!? 後とてつもなく好きです。 (2021年4月28日 0時) (レス) id: 1a0a1dd9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:手羽先の手先 | 作成日時:2021年4月26日 19時