33.作戦失敗?的な話2 ページ33
33.
(zm side)
「ごめんごめん、おにいが中々切らせてくれんくて…」
rbr「相変わらず仲良えなぁ。今度ランド行くんやって?」
「どっちも行くよ!」
tn「A、海の方のクマ好きやもんな。」
「そうなんすよ、この前デカイの買ってもらう約束したからね。」
rbr「ほな、土産頼んだでー。」
zm「ええよ、何がええの?」
「え…?」
いつもやったらロボロの頼みなんて断るとこやのに、容易に引き受けた俺にAは驚いているようや。
rbr「ゾムのセンスに任せるわ。」
zm「おう、任せとけ。お前が喜ぶもんなんて、お見通しやからなぁ!」
態とらしい俺とロボロの茶番にトントンは呆れた顔をしているが、Aは固まったまま動かない。
やり過ぎたか?
そう思った所で、突如Aが机の下に消えていった。
zm「え、A?!」
「はぁー!?なんなの、尊みが凄い……これは、白昼夢かな?あ、神様からのご褒美ですかありがとうございます。生きてるだけで褒められ案件ですもんね。」
tn「やはりお墓案件でしたね。ほら、A砂肝来たで。」
「あ、食べるー…」
がんっっ!!
zm「大丈夫か?すごい音したで?」
「ぐっ…!!こんな所に皺寄せが…記憶が飛ぶ前に心のメモリーに保存しなければ…!!」
tn「何アホなこと言うてんねん。」
そう呆れた様に笑いながら、トントンがAの頭を撫でているのが見える。
きっと、涙目でAはトントンを見上げとるんやろうな…
やっぱりAの隣に座っとけばよかった。
ロボロの企みになんて乗ったからや…
tn「ちょっとゾム後ろ通るで。」
後悔している俺の後ろを通ろうと俺の肩に手を乗せ跨いだトントンを、Aは引っ張って俺から引き離した。
「トンちゃんはダメ!」
tn「ぅえぇ…」
まさかそこにヤキモチ妬くとは…不意打ちやったわ……
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手羽先の手先(プロフ) - 掻いてじゃなくて、書いてです; 変換ミス…… (2021年4月30日 7時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - ぐりんてぃさん» 一応、説明文のとこに男主人公と搔いてありますが、紛らわしかったですね;題名に付け加えておきます! (2021年4月29日 18時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぐりんてぃ(プロフ) - すみません、質問があるんですけど……。主さんの性別って、どちらなんですか? もし小説内で書いてあったらすいません。 (2021年4月29日 18時) (レス) id: 91f47c6a3f (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - あづめさん» 見つけてくれてありがとうございます!修正しました!気に入って頂けているようです良かったです!! (2021年4月28日 0時) (レス) id: cd3cd98b0f (このIDを非表示/違反報告)
あづめ(プロフ) - 最後……!最後が!括弧の中身がひらがなになっておりますよ…… !大事な1文では……!? 後とてつもなく好きです。 (2021年4月28日 0時) (レス) id: 1a0a1dd9b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:手羽先の手先 | 作成日時:2021年4月26日 19時