【d!】恋人が限界オタクな件【zm/男主】

32.作戦失敗？的な話 ページ32

32.
(zm side)



rbr「あれ？Aは？」

zm「店入る前に、らっだぁさんから電話掛かって来て捕まったから先入っといてって。」

tn「あー、なるほど。」


飯食ってるけど来るか？と言うメールが、トントンからAに来たのが約一時間前。

先に席についていたトントンとロボロに合流して、適当に空いていたロボロの隣に座った。
すると、頼んだものが来るのを待っている間ロボロが徐に口を開いた。


rbr「ゾムは、Aが俺のファンだって言うてんの何も思わへんの？」

zm「はぁ？ムカつくに決まっとるやろ。けど、楽しそうにしてんの可愛えから仕方ないんよな。」

rbr「はーん…惚れた弱みってやつやな？」

zm「……DTがなんか言うてますわ。」

rbr「それDT関係ないやろ！」

tn「あの、ロボロさん…店の中で大声はやめてもろて……」

rbr「すまん。それより、いつもゾムが妬いとる姿しか見んやんか。」

zm「なんや、俺の心が狭いとか言いたいんか？」

rbr「それは、そう。でな、ちょっとAのこと妬かせてみたない？」

zm「見たい。」

tn「いや、やめといた方がええと思うけど……」


トントンの静止を他所に、俺とロボロはAを妬かせようとありきたりな計画を考え始めた。

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