【d!】恋人が限界オタクな件【zm/男主】

17.パンケーキ食べに行くらしい的な話 ページ17

17.
(zm side)



「なぁなぁ、今からロボロくんとパンケーキ食べに行ってくる。」

zm「は？どういうこと？」

「だから、この前ご飯食べた時に教えてくれたパンケーキ屋に連れてってくれるんだって。だから、今から…」

zm「そんなんっ…俺も行くに決まっとるやろ！」

「うん、そう言ってある。」


……かぁー！
ニマニマしてぇ……今の言い方は、確信犯やったな。
可愛え顔してぇ……許した。



「うわっ、大先生おるやん！」

ut「うわってなんやねん！失礼やろ！」

「いや、レアキャラだなぁと思って。」

rbr「Aと行くって言うたら、二つ返事でついて来たで？」

ut「ちょ、ロボロ！ちゃうやん！ほら、パンケーキなんてデートの下見みたいなもんやから……って、ゾムさん！怖い顔せんとって！」

zm「あれ？ていうか、ロボロ来てる？声はするんやけど……」

ut.「そういやぁ、さっきから声しかせんなぁ……」

rbr「さっきから居るわ！声聞こえとるんやったら、居るのわかっとるやろ！」

「いやぁ、ロボロくんの姿はきっとオレにしか見えないんだろうね。うん、尊い。」

rbr「俺は霊かなんかか？！……って、撫でるなぁ！お前も、何気に俺よりデカイの気に食わんのやからな！」

「え？ロボロくんより大きくてごめんね？」

rbr「はぁ！？！」

「ロボロくんより大きくてごめんね？」

rbr「二回も言わんでええねん！」

「聞こえてないのかなって思って、大事な事だから二回言いました。」

rbr「はぁ？殴ってええ？」


Aは、ロボロの振り上げる手を掴んで楽しそうにケラケラ笑っている。

いつの間にあんなに仲良くなったんやろうか……
まぁ、A楽しそうやし良しとしといたるか。

家に帰ったら、存分に独り占めしたるからええもん……
俺も撫でてもらお。

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