【d!】恋人が限界オタクな件【zm/男主】

13.こっちも相談的な話2 ページ13

13.
(tn side)



なんの脈略もない、シッマのなんかようわからん講義が始まった。
なお、彼は素人DTである。

Aは、それを真に受けて前のめりになりながら親身に聞いとる。

いやぁ、酒が進みますわ。



tn「後はあれやろ、お前がロボロロボロ言い過ぎちゃうんか？」

「ゔっ……それは、否定はできん……えー、あかんのかなぁ？」

tn「まぁ、ゾムからしたらええ気はせんのやないか？」

「けど、ゾム何も言わんよ？」

tn「お前が言えんくさせてんちゃうんか？」

「そうなんかなぁ……」

tn「なんにせよ、話合えや。」

「うん、そうしてみるー……」


結局の所、本人達が話し合う他解決法なんてありえへん。
それをAもわかっているのか、珍しく素直に返事をした。



kn「で、お前はどっちやねん？」

「どっちって？」

kn「上なんか、下なんか。」

「うーん……オレはどっちでもいいかな。ゾムがいいって言うなら上でいいし、上をしたいって言うなら下でいいし。ゾム、普通に可愛いからなぁ。」

tn「は？あれの何処に可愛いらしさがあんのか分からんわ。」


別にお前らのそういう事情なんて知りたないし、知りたいとも思わへん。
けど、Aが上なんは想像出来ひんな。
って、想像してもうてるわ……


「分からなくていいんですー皆さんは、ゾムに恐れててくれればいいんですー」

kn「おい！惚気聞きに来たんちゃうぞ！」



この後小一時間、シッマのなっがーい説教が始まりましたとさ。

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