にゃんこの日【zm】 ページ45
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(zm side)
額に軽い衝撃があり目が覚めた。
昨夜抱いて寝ていたはずのAを手探りで探すが既に隣には居なかった。
仕方なく起きようと目を開けると、目の前には真っ白な猫がおった。
zm「……うえぇーー？！な、Aー？！何で猫になってもうたん？！いや、猫の姿でも可愛えけど…！」
「ゾムー？どないしたん？」
zm「へ…？A？」
「なんでそんなアホ面してん？」
zm「誰があほやねん。」
俺が、頭突きをしてきた猫を抱き上げて驚いていると、その声を聞きつけたAが寝室に入ってきた。
Aが寝とったとこに居ったって事は、この猫がAで…そこに居るのもA…？
Aが二人……？
「ああ、こっち来とったんやな。にゃんこ、ご飯やで。」
猫はにゃーとひと鳴きすると、俺の手の中からすり抜けてAの足元に擦り寄った。
zm「待って、その猫どうしたん？」
「昨日、友達から預かる言うてたやん。」
zm「……言うてた気がする。いやぁー、Aが猫になったんかと思って焦ったー……！」
「ふはっ、んな訳ないやろ。」
ご飯を食べ終えた後も猫は、当然の権利のようにAの膝の上で寛いでいる。
Aはそれを嬉しそうに目を細めて撫でとる。
zm「なぁ、いつまで撫でとるん？俺も構ってーや……」
「なんや、ゾムも猫になってもうたん？撫で撫でしたろか？」
zm「うん、猫でもええから撫でて。んで、ちゅーもしてや。」
膝の上の猫を押し退け、Aをソファにゆっくりと押し倒した。
すると、猫がその間に空かさず入り込み邪魔をしてきた。
zm「おい、お前ぇ！俺のAやぞ！」
俺の声に反応するように、猫は腹を見せて俺に威嚇している。
zm「おおん？やんのか？！」
「くはは、猫相手に大人げないなぁ。」
zm「笑い事ちゃうねんぞ！こいつが居ったら、Aとイチャイチャ出来んやん……いてっ！おい、猫パンチはやめろ！」
早く飼い主、引取に来いや！
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手羽先の手先(プロフ) - ぬ゛さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいですー！ありがとうございます！ (2021年8月28日 16時) (
レス) id: a12ae98d5d (このIDを非表示/違反報告)
ぬ゛ - うわっ最高……主様天才…… (2021年8月28日 11時) (レス) id: c995547a48 (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - 野生の玉ねぎ（元星空）さん» コメントありがとうございます！夏イベ、是非検討したいと思います。七夕は間に合いませんでしたが、夏祭りとか海水浴とかは書いてみたいですねー！なので、次も楽しんで頂けたら幸いです。 (2021年7月7日 7時) (レス) id: a12ae98d5d (このIDを非表示/違反報告)
野生の玉ねぎ（元星空） - いつも面白い作品ありがとうございます!！次のイベントがとても楽しみです!（七夕や夏祭り海水浴もいいですよね！）これからも更新頑張ってください! (2021年7月6日 21時) (レス) id: e1055a4c52 (このIDを非表示/違反報告)
手羽先の手先(プロフ) - ぴえみさん» コメントありがとうございます！まだ決めてません……この時期ってあんまりイベントないんですよね……ふわっと、夏をテーマにって考えてるくらいですが、更新した時はよろしくお願いします！ (2021年6月14日 21時) (レス) id: a12ae98d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：手羽先の手先 | 作成日時：2020年10月29日 18時
