【d!】新着メッセージがあります。【短編】 (ページ6)

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自分へのご褒美と君(shp) ページ6

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やーっと一週間終わったー！
今週は特に忙しく怒涛の一週間やった。
という事で、風呂上りのご褒美ダッツを食べますかね～

「アイスーアイスー抹茶の……ない、だと……？」

オレは冷凍庫を開けて絶望した。何故なら、あるはずのご褒美アイスが姿を消していたからや。

shp「あ、お先頂いてます。」

声のする方を見ると、いるはずのない人物がアイス片手に手を振っていた。
いや、気のせいやろ…そう思いもう一度見直した。

shp「見事な二度見っすね。」

「いや、なんでここに？来るのは明日やろ？それよりもなんでオレのアイス……」

shp「明日来るのも、今日来て泊まってくのも一緒かなと思って。」

「一緒ではないよな？オレ許可したかな？」

shp「…ダメっすか？」

「いや、ええけど…」

少ししょんぼりとしてダメか聞いてきた姿に、不覚にもキュンとしたのは秘密や。
これやから顔面偏差値の高い奴は…

「そんなことより！アイス！」

shp「ん？はい、どうぞ。」

そう言ってショッピ君はアイスを掬ったスプーンを口元に差し出してきた。

「なに？」

shp「食わないんですか？」

「いや、食べるけど…」

そう言って差し出されたスプーンを口に含むと、口の中に濃厚な抹茶の味が広がって思わず顔が綻んだ。
んー、これこれ。
正にご褒美。

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