4話:コンビニ飯 ページ4
国見side
部活も終わり、外は真っ暗。
昼間の暖かい日も無くなり、
すっかり寒くなってしまった。
国見「じゃ、先失礼します」
金田一「お疲れ様です！」
岩泉「おー、おつかれ」
及川「ばいばーい」
岩泉さん、及川さんと続き、松川さんと花巻さん、他の部員の人達も多種多様に挨拶してくれた。
国見「うわっ…さむ」
金田一「今さっきまではくそ暑かったけどな」
ぽいっと塩キャラメルを口に入れて、ポケットに手を突っ込んだ。
国見「金田一、ミルクティー奢って。あったかいの」
金田一「お前なぁ……前奢ったキャラメル代返してから言えよ」
国見「友達に奢る時は“貸す”じゃなくて“あげる”気持ちでやった方がいいって誰かが言ってた」
金田一「………はぁ、今回だけだぞ」
なんだかんだ言って奢ってくれる金田一は、
たまに優しすぎるのではないかと思う。
奢らせてるのは俺なんだけども。
友達として、怪しい人に騙されないか心配になる。
近くのコンビニに入ると、室内は外より少し暖かくて、ここは天国か…と呟くと、死ぬなーなんて言って笑う金田一。
国見「………金田一は頭をどうにかすればモテると思うよ」
金田一「…それって貶してるよな？」
あ。頭って脳の方じゃなくて髪型の方だったんだけど……これは俺の言い方が完全に悪かったな…ま、訂正するの面倒くさいからしないけど。
国見「あ」
金田一「なんだ？」
俺の目線を向けた先には、なんという偶然か
古賀さんがいた。パーカーの上に上着を着て、スキニーレギンスを履いたラフな格好。
古賀さんはここの近くの家なのか…？
なんでこんな遅くに……
てか私服オシャレだな……
あんな格好で1人で外出るなんて危なくないか？
と色々な疑問が頭を過る。
古賀さんがグラタンを手に取り、
ドリンクコーナーに向かってくる。
幸い、古賀さんは此方に気づいている様子は無く、なんとなく気づかれる前にレジに行こうとしたその時
『あ。君達、国見くんと金田一くんやない？』
バレてしまった……と言う気持ちより、
なんか訛ってる？という疑問の方が大きかった
国見「あ、どうも…」
『今、部活帰りなん？』
金田一「はい！」
『そっか、遅くまでお疲れ様やね〜』
金田一「古賀さんは？」
『あー…晩御飯買いに？』
金田一「え！一人暮らしなんスか？」
金田一のコミュ力高い…
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スルメ - ぎうにうさん» こんにちは！私も福岡住みで結構なまってるって言われるんですけど、すいとーよとか言わないことに対してすごく共感しました！！ (2022年12月31日 15時) (
レス) @page9 id: e4a2785ec2 (このIDを非表示/違反報告)
ぎうにう(プロフ) - てふてふさん» 気づいてくれましたか！？！！？福岡県民って古賀が多いなと思って古賀にしたんです！！！！面白いと言って貰えて光栄です！ (2020年4月9日 17時) (レス) id: c42a6ad68d (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ - すごい偏見ですけど福岡県民って古賀って名字多い気しません?！あ、ちな福岡住みです笑 なんか親近感わくし内容もおもろいのでむっちゃ好きです！！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: a7478f2067 (このIDを非表示/違反報告)
ぎうにう(プロフ) - あかねさん» 好きですか！嬉しいです！ありがとうございます！！普段使ってると可愛いとかわかんないです笑 (2020年4月1日 16時) (レス) id: c42a6ad68d (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 福岡弁ごっつかわええ…めっちゃ好きです！ (2020年3月30日 10時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎうにう | 作成日時：2019年12月31日 19時
