第百二十九話 アーティー戦・決着！ ページ43
デント SIDE
「ハンッ？！」
アーティー「なに？！」
なんと破壊光線を直で受けたというのに
ルカリオは倒れずに
黒い煙をかき分けて、
ハハコモリの腹部に拳をいれた！
『連続でドレインパンチ！！』
「ルァアアッ！！」
【ドスッ】【バキッ】【ゴッ】
「ハッアアッ？！？！」
破壊光線の反動で動けないハハコモリは
避けることもできず、ルカリオからの攻撃を
受け入れることしかできず
ドレインパンチを受ければ受けるほどに
ダメージは蓄積差れ
ルカリオの体力も回復していく
アーティー「っハハコモリ！！守る！！」
『叩き込め、コメットパンチ！！』
「ハハァ【ドスッ】ハァンッ？！？！」
ハハコモリの守りは間に合わず
ルカリオの重い一撃が顔に直撃し
そのままその場に倒れ込んだ
そして…
【ﾊﾞﾀﾝｯ】
「ハハコモリ戦闘不能！ルカリオの勝ち！
よって勝者、冠雪原のA！」
アイリス「やった「よっっし！！」うるさっ！！
ちょっとデント！！耳元で叫ばないでよ！！」
デント「ご、ごめん…つい…」
Aちゃんとルカリオの怒涛の
畳み掛けが勝利へ導き勝ったことに嬉しくて
つい、声が出てしまった
ハハコモリをモンスターボールへ戻すと
すぐにアーティーさんはバッジを持って
労い合うAちゃんと
ルカリオの元へ歩いていく
アーティー「こんなにも、
痺れるバトルは初めてだったよ…
大体のポケモンは知り尽くしている
つもりだったが、僕もまだまだのようだ」
『いや…破壊光線にはヒヤッとしましたよ…』
アーティー「僕のほうが
ヒヤヒヤするバトルだったけどね
君たちの溶けそうに熱い純情ハートには完敗さ
とにかく！おめでとう！
これが僕に勝った証！
ビートルバッジだ！」
『ありがとうございます
…お疲れルカリオ、お陰でまたバッジゲットだ』
「ヴァウ！」
Aちゃんはバッジを受け取ると
バッジケースにしまいルカリオを
ぎゅっと抱きしめ頭を撫でる
ルカリオも嬉しそうに尻尾をブンブンと振っている
アイリス「本当に…負けなしよね」
デント「あぁ…
その強さの秘訣はきっと
互いを信じ合う深く熟成された味わいだろうな」
…
波動で通じ合っているって言ってたし
それも関係あるのかな…
僕も、ルカリオみたいに波動で
Aちゃんとわかりあえたら
もっと関係は熟成されるのか…？
サトシ「あー！！俺も早くバトルしたいぜ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラム酒 | 作成日時：2022年9月26日 3時
