【d!】ギスゲバ荘の大家 (ページ43)

今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:64,270 hit

44 ページ43

gr「敵襲敵襲ゥ！！」
sha「はーいお薬飲みますよー」

そして壁や天井が裏返り、輪飾りやモールや風船やらで飾りつけられた部屋に早変わりした。

あっけに取られているAのもとへ大きなホールケーキや七面鳥やら寿司やらを乗せたカートが近づき、会議室の机の上はご馳走でいっぱいになる。

ci「ウフフwびっくりした？びっくりしとるなー？www」

『あのこれは！？』

ci「管理人さんが全員集めて住民会するんや言うたときからずっとサプライズで準備しとったんすよ」

『あの、それって私のために、ですか？』

ci「当たり前やないですか！ほかに誰がいますの？」

嬉しさで目が輝いているAはぐるりと見回す。
すると全員が恥ずかしそうに、あるいはニチャァとして立っていた。
その中でも真顔でピースサインをしているショッピとにっこにこのオスマンが目に入る。

syp「ワイは内装変化のコマンド組みました。頭爆発するかと思いました」

os「料理は俺が手配したよ」

ci「で、企画立案は私チーノです！」

ぱあっと明るくなった顔でAは深々と頭を下げた。いつのまにか壁には【ようこそA】と書かれた横断幕がかかっている。

『とても嬉しいです…ありがとうございます』

ci「まあええから食べ？今日の住民会は管理人さんの歓迎会や！」

ut「やるやんけおまえチーノォ！」

kn「Aめっちゃ喜んどるやん！」

sha「で、サラッとショッピくんはまた好感度稼ぎにいっとるやな」

syp「なんのことっすかね？」

住民を代表してのプレゼントとして、ロボロからはハートモチーフのペンダントとコネシマからは軽くて丈夫な脚立が贈られた。

zm「こいつほんま裏切らんな」

ut「絶対に何があろうと童貞なんよな」

rb「うっさいわ！絶対言われると思ったけどこれがAさんに似合うと思ったんや！」

tn「シッマなんでオマエ脚立やねん実用的すぎやろ」

kn「いやーこの前エントランスの照明変えとったん見て危なっかしくて仕方なかったからさーパンツ見えそうやったしね」

sha「うわコイツ家族とか言うとるくせにパンツ覗いとるやんセコ」

kn「ちゃうよちゃうちゃう覗いとらんよA！」

その後、ゾムとグルッペンが風船を弓で射抜いて遊び始めたがAはいつものように止めることはせず自分も遊びに加わった。

zm「はえー自分珍しいやん」

『郷に行っては、です。せっかく歓迎して頂いているので」