【d!】ギスゲバ荘の大家 (ページ35)

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kn「で、オレはチクられたしチクったよﾝﾌﾝﾝﾌﾝwwしたら全部繋がったんやおまえの悪事が」

ut「ぃよっお代官！！」

kn「ｱｰｯﾊｯﾊｯﾊwww
今日という日はおまえを成敗したるからな！」

rb「お代官さまァ！！！」

sha「はよアイツ懲らしめたってくださいよーお代官さま！」

zm「よっ悪代官！」

kn「ちょ待て誰や今悪代官言うたの」

床に倒れたままあちこちから責められていたショッピだが、なんとかあぐらをかく体勢を取っとあと大きなため息をついた。

syp「はぁマジでほんま....」

呆れたように大きく溜息をついたショッピはスッと目を細め族たちのほうを見た。

syp「今、現在進行形でAさんの好感度下げとるけど、それについてはええんか？」

kn「それはたしかにね、たしかに思うよ？
でも俺らにとってはそれよりもオマエをブチ殺すほうが先やねん。ﾝﾌﾌww」

zm「あ、A俺は言われてやっとるだけやから嫌わんでな。こ、コネシマさんが怖くてっ....」ｸﾞｽｸﾞｽ

rb「コラァゾムゥ抜け駆けすんなおまえぇ！さっきそこでウキウキしながらやってたやろ！」

zm「ｷｯﾋﾋﾋﾋﾋﾊﾊﾊwwww」

Aは鍵の束を、音を立てないようにそーっと手で探っていく。
探しているのはもちろんいつもの魔法少女風のチャームだ。

rb「とにかく俺は、他人を下げて自分を相対的にあげようとする魂胆が気に入らん！」

ut「そうやぞショッピてめえよォ！男ならなぁ！己の魅力で勝負してみんかい！」

sha「まあオマエにそんな魅力があればの話やけどなww」

syp「大先生とシャオさんに関してはそっちが勝手に自滅したんやろ。あれ？つまり己の魅力で勝負して負けたんですかね？wwww」

sha「クッッソ腹立つコイツー！！」

ut「アカン口喧嘩じゃ勝てへん！」

あった！
Aはやっと小さなチャームを探り当てたが一度大きくして振りかぶらないと力は使えない。
そしてそれは座ったままだとできない。
なんとかして立たなければと、Aは上体を前に倒しながら足を起こしていく。

kn「....そろそろいこか。おいゾム、ショッピくん立たしてこっち来させろ。実力行使や」

zm「お、いよいよやな」

ut「やったれシッマーーー！はやくコイツ殺してぇーやないともう俺無理ぃぃ」

無理矢理立たされコネシマの前に突きつけられたショッピ。
自分も立ち上がろうと片膝をついたAはコネシマの手に握られたものが視界に入りゾッとする。