サボり ページ3
貴方side
廊下を歩いていると、
マイク「Hey!そこのリスナー、悪いが英語のノート集めてくれるか？」
マイク先生に話しかけられた。
生憎、私の後ろには誰もいない。
私に頼んだのか…
『わかりました』
それだけ言って、再び教室に戻った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『誰もいない……』
見事に誰もいない。
次はヒーロー基礎学だっけ。
じゃあ、みんな着替えか…
……いいかな。
たまにはサボっても。
それぞれの机に散らばったノートを集めていく。
マイク「リスナー、授業間に合う？」
さっき聞いたばっかりの声が、また耳に響いた。
時計の針を見ると、……うん、間に合わない。
『…大丈夫ですよ』
マイク「サボりはダメだぜ？」
『私、行っても参加させてもらえないので』
マイク「……マジ？」
『この前の授業で、オールマイトを殺しかけてしまって』
マジかよ!!と言って笑う先生。
そんな先生に対して、私は黙々とノートを集めていく。
『先生、ノート集まりましたよ』
マイク「おｯ、Thanks you!!」
積み重なったノートを教卓に置くと、
『…ｯ!?』
マイク「おっと、悪いなリスナー」
私の体は、マイク先生が引き寄せたせいで腕の中に。
先生の顔を見ると、素晴らしくニヤついている。
この人、確信犯だ…!!
『ちょっと、先生!』
マイク「ん〜？俺の腕の中は居心地悪いか？」
『そういう問題じゃ…』
マイク「奪無ちゃん、彼氏いないの？」
『な…いません!』
マイク「好きな人は？」
『いません!』
マイク「俺にもチャンスある!?」
『それはｯ((ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ……』
予鈴が鳴ると同時に、マイク先生は私を離してくれた。
グッドタイミング…!
マイク「リスナー、さっきの質問答えてくれよ〜」
『ノーコメントです…!』
マイク「シヴィーー!!!!」
『あ、あの…もう、みんな戻ってきますよ』
マイク「じゃ、答えはまた今度聞くぜ!!またなｯ、リスナー!!!」
と、大きなドアを開け、嵐は去っていった。
私は自分の席にある一冊の本を手に取り、
しおりを挟んだページから、スラスラと続きを読んでいく。
ふとドアに目を向けた。
まだ人が来る気配はない。
慣れない恋愛小説に、再び目線を戻した。
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エレン - ↓別に突っ込むなよアニメオブ小説だぜ？ (2018年12月18日 0時) (
レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
言の葉 - 身長160で体重30�埖紊箸�wwww設定ガバガバ過ぎて草しか生えねぇわwww (2018年12月17日 23時) (レス) id: 7f8fa73901 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - めっちゃ面白い！！楽しみにしています！頑張って！！ (2018年8月2日 12時) (レス) id: b7f6265b0c (このIDを非表示/違反報告)
ソラリア - 、さん» そうですが少し語気が強い気がします、もう少し丁寧にいってみてはどうでしょうか。言われている側もいう側も心地の良いコミュニケーションをお願い致します (2018年8月1日 1時) (レス) id: 76622b9c36 (このIDを非表示/違反報告)
エル - めっちゃおもしろいぃぃぃぃぃぃ!!これからも楽しみにしています!!!!!頑張ってくださいぃぃぃぃぃi((ﾝﾝ"ｯ (2018年7月31日 21時) (レス) id: 4c3b877e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年7月31日 14時
