女の子の日〜peart2〜

4日目 ページ13

今日はお腹痛いし、なんか腰まで痛くなってきた。


その上、明日提出の課題は手も足も出ない。



習ったはずなのに、出来ない自分にイライラする。



「A、風呂は？もう入った？」
『は？入ってないけど。なに？』
「いや、もうこんな時間やし。まだ入らへんのやったら、俺先入るけどええ？」
『勝手にすれば？』



なんやねん。ってぼやきながらお風呂場へ向かっていく忠義。



また、尖った口調で話してしまった。



イライラは収まらない。



「お風呂でたで〜」
『 』
「なんや、無視かい。さっきからなにをそないツンツンしとんの。女の子は、ツンよりデレの方がええと思うで？」
『あー、もー、うっさいな！ほっといてよ！
お兄ちゃんがお風呂先に入るとか出たとか、どーでもいいし！
ツンもデレも私には関係ないから！
今お腹痛いし腰痛いし数学わかんないしイライラしてんの！ほっといて！』


湯上りでほかほかしてる忠義をポカポカ叩きながら一気にまくし立てた。


「あー、、、。ごめんなぁ。
その辛さを理解することできんし、俺も数学ダメやから教えられへん。
とりあえず、なんか飲む？一息ついて、また教科書見ながらやったらええやん」




なんて、優しく頭を優しく撫でながら言った忠義。





思わず、きゅんとしてしまった。

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