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RPG してみた ▽【かぼちゃ+杉】 ページ33

蘭たん:幼馴染

いいえ ←
「いやオレ そういうのほんとムリなんで」
らんたんは にげだした!
あなたは らんたんの うしろにまわりこんだ! ▽

ひねくれた彼は 中々素直に “はい”を 選んでくれません。あなたはそんな 困ったさんの 幼馴染。平和な村の ツッコミ役。今日も今日とて 否定しまくる彼を 捕まえては お説教しています。まるで ループしてるみたいに 毎日 同じことの繰り返し。だからこそ 信じられませんでした。

「らんたん おまえはじつは ゆうしゃなのじゃ
その せいなるチカラで せかいのやみを はらっておくれ」
はい ←

彼が 初めから“はい”を 選ぶなんて。また “いいえ”って 言ってくれると 思ってた。 そばに居てくれると 思ってた。あなたは 呆然と 立ち尽くします。

「オレ むらをでるよ
いままで ありがとうね A」

いいえ

何度叫ぼうとしても それは声にならず。去っていく 彼の後ろ姿を ただただ 眺めることしか 出来ませんでした。

すぎる:村娘A

あなたは 村の案内人。ここは __のまち。いつも通りのセリフを 旅人が 素通りしていきます。なんとなく 憂鬱で 吐いた溜息。すると突然 黄色い髪が 視界を ジャックしました。

「なあ どーしたん?」

頭の後ろで 手を組む その子。ヒマワリのような 明るい笑顔が 眩しくて たまりません。あなたは 眉間にシワを寄るのを こらえながら いつものセリフを 放ちます。

「そーなん?しらんかった ありがとうな!
ここって なんか ゆうめいなん ない?はじめてやから いろいろ まわりたいねん」

聞いたこともない 方言を 乱れ撃たれ 思わずタジタジに なってしまいます。初めての展開に どう答えていいかわからず 黙りこくるAさん。彼は そんなあなたに 手を差し伸べると ヒマワリを 顔に浮かべたまま 言いました。

「なら つれてってーや!せつめいしにくいとこに あるんやろ?たぶん」

わたし ここから はなれられないの。
首を横に振り 拒絶を示すあなた。ですが 彼は へこたれません。Aさんの 腕を 強引に引っ張ると 自分の方へと 引き寄せます。

「すぎるって いうねん おれのなまえ!
なあ キミは?おしえてーやー」

規定のルートの 外へと連れ出され きょとんとしている あなたに 彼の声は届きません。ただ 何かが 壊れた気がして 何かが動いた気がして。Aさんは 小さな声で お礼を言いました。

……ありがとう

Aが なかまになった!
ニックネームを つけますか? ▽

戦略シミュ してみた ▽ 【8+3】→←生きるのに疲れてしまった【キ/ヨ+フ/ジ】



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ぎぷらいど(プロフ) - ミイミイー☆(旧アカ2)さん» 嬉しいお言葉とリクエストありがとうございます。続編へ移行した上で内容が思いついたら、というかなり無責任な形にはなってしまいますが、それでも良ければ喜んで書かせていただきます。 (2019年10月4日 20時) (レス) id: a47a642b0e (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(旧アカ2) - これからも応援しています!頑張ってください!! (2019年10月4日 19時) (レス) id: 1c6c5c626b (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイー☆(旧アカ2) - はじめまして!あなたの書くnprの男達にハマりファンになりました!リクエストいいですか?もしよろしければ、nprの彼らに誘われてみたと寝たふりをしてる彼らにキスをしたらと、プロポーズされてみたをお願いします!出来なかったらすいません… (2019年10月4日 19時) (レス) id: 1c6c5c626b (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年8月15日 15時

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