坂本辰馬少女を拾う！？

やっぱりこうなる ページ9

辰「よし！
気を取り直して
記憶探し続行ぜよ！」

元気に言い放つ辰馬
たが辰馬の声に反応したのは
Aではなかった

陸「ほう
それは楽しそうじゃなぁ」

あ「…あ」

辰「アハ…ハハハ…」

陸「でもわしは
仕事ほったらかして
Aと遊び歩くおんしを
ぶん殴る方が楽しいぜよ！！」

陸奥の回し蹴りをはじめに
次々と陸奥の鉄拳が辰馬へと
叩き込まれる

辰「む 陸奥！陸奥！
タンマじゃ！！！
花畑！！花畑が見えるぜよ！
ブベラッ！！！」

ﾊﾞｷｯ！ﾍﾞｷｯ！ｸﾞｼｬｯ！
ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！！！←！？

あ「あああ…辰馬…」

Aは
ボコボコにされる辰馬を
見守るしか出来なかった


．


．


．


．


．


．


．


．


．


．


．


．


陸「明日までに
必ずこの書類片付けるぜよ」

ﾊﾞﾀﾝ！

あ「………辰馬」

辰「アハハ…
多分なんとかなるきに
大丈夫じゃ…アハハハハ」

あ「ボロボロ…あ、血」

頬やら手やらに
切り傷がある辰馬
なぜ切り傷があるかは
陸奥に聞いてみよう！
………聞く勇気があるのなら


辰「大丈夫じゃ大丈夫じゃ
舐めとけば治るぜよ」

あ「…そうなの？」

辰「そうじゃそう――」

笑う辰馬の頬に
生暖かいものが触れる

辰「！！！！？」

ぺろぺろと
辰馬の頬を舐めるA

あ「………治った？」

辰「は？…へ？A？…」

混乱状態の辰馬を置いて
Aは辰馬の手も舐める

あ「ん…ふ…」

辰「Aーー！！
気持ちは嬉しいんじゃが！
それ以上はやっちゃイカン！
声がアレじゃ！
なんかＲ１８指定な
感じになっちょる！
とにかく一旦やめ―――」

ｶﾞﾁｬｯ…

陸「頭ァこれは……って」

辰「む 陸奥」

陸奥が唐突に
入って来たことに驚いた
辰馬は固まる

なにせAが辰馬の手を
舐めているという絵面だ
マズい
非常にマズい


辰馬の名誉の為に確認するが
辰馬は後ろめたいことなど
してません！


あ「…辰馬？」

陸「…なんも知らん
無垢な生娘に………
何ちゅうプレイやっちょるか
おどれはぁぁぁああ！！！」

辰「アハハハハ！
誤解ぜよぉおお！！！」

辰馬は本日２度目の
陸奥の鉄拳をくらった…


ちなみに後日

陸「いいか？
頭に迫られたら
股間に思いっきし
蹴りを決め込むぜよ」

あ「……はい」

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