坂本辰馬少女を拾う！？

辰馬と一緒！ ページ5

陸「とにかく
この娘ば快援隊で
保護するのはわかった
なら部屋はどうするぜよ？」

辰「そりゃあ
わしの部屋に居ればいいきに
アッハハハ！」

陸「………」

あ「？」

陸「………
頭ぁおんしは
何を考えとるがか？」

辰「なにをじゃ？」

陸「確かにわしは
厳しいかもしれんが
飢えた獣の檻に
うさぎ放り込むほど
鬼畜じゃないぜよ」

あ「獣？」

辰「快援隊に獣がいるがか？
そりゃあ
気をつけにゃイカンぜよ！」

意味が伝わってない辰馬とA

陸奥はため息をつき

陸「いい歳した男と
右も左もわからん生娘を
密室で
しかも一緒に
寝泊まりさせられん
と言っとるきに
もし間違いが起こったら
どう責任とるぜよ」

これでもかと言うほど
ざっくりした
説明をしたのであった

辰「間違いなど起こらんき
陸奥は心配性じゃのぉ
わしはそこまで
だらしない男じゃないぜよ！」

陸「だらしないから
言っとるきに」

あ「…辰馬と一緒がいい」

陸「！？」

辰「おー！
Aは素直じゃのお！」

Aの言葉に
陸奥は真剣な顔をして
肩をつかみ聞いた

陸「おんし正気か？
このもじゃ頭に
洗脳されたがか？
もう一度よく考えるぜよ
このもじゃもじゃを
信用ばしちゃならん
茶髪天パに
ロクな奴はいないじゃき」

辰「アッハハハ！
陸奥 わしゃお前に
どう思われとるがか」

あ「辰馬と一緒…だめ？」

辰「わしゃいつでも
オーケーじゃ！」

辰馬の服の袖を握り
陸奥を見るA

陸「………はぁ
わかったぜよ
頭にAの面倒は
全面的に任せちゃる
その代わり
おんしは記憶を
取り戻す事に専念する
これが条件じゃき」

あ「わかった」

辰「よーしA！
今日は一緒に寝るぜよ！」

陸「だからそれをダメと
言っとるじゃろうが！
寝る時は別！
これも条件じゃ！」

陸奥に怒鳴られ
Aと辰馬はしゅんと
落ち込んだ

辰「陸奥は厳しいぜよ…」

あ「……」

陸「つかおんしも
一緒に寝る気じゃったんか」


一体
夜はどうなることやら

約束？アッハハハ！忘れたきに→←駄々っ子辰馬

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す