口説きます１ ページ1
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「はいはーいちょっと待ってキミ。１年生？だよね？ 俺、男子排球部キャプテンの黒尾鉄朗って言うんだけど、今マネージャーさがしててさ」
おはようございます。ただいま平日午前７時５０分。ここ音駒高校正門通過後５メートル先付近、わたし夏目Aは、巨人に絡まれています。
「いえ、…あの、わたし部活は入らない予定でして…」
「え？何々そんなに怖がらなくていいよ、確かに俺３年生だけどさ、キミより２年も先輩だけどさ全然、全然怖がらなくていいんだよ。 ところでマネージャーの話なんだけど」
いやこええええええよ！話を全く聞いてない。いや聞こえてるけど聞いてないと言ったほうがいい。
身長バリ高な圧を利用して頭上から笑顔(愛想)でマネージャー勧誘をし続ける先輩は、つまり恐怖。
そもそもこの登校ラッシュの時間帯、周りに死ぬほど女子と名のつく１年生がいるのに私に目を付けて絡み続けるあたりが怪しいし。
「どうかな？マネージャー」
「だから私部活は…」
「ん？」
「ぶ、部活は…その…」
「なに？」
「いや…あの…ですね」
「うん」
わたしは別に断れないタイプの人間ではない。けど今回に限り、イケメン＋先輩＋高身長＋不敵な笑顔＋(髪型)。
うぶな高校１年生に問いたい。この状況、断れるだろうか。
「見学だけでもいいから、１回だけ、俺達のところに来てくれない？」
人差し指を立てて、念を押すように笑われた折にはわたしは半強制的にこう言った。
「…わかりました」
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白鈴(プロフ) - 苺飴さん» 読んでくださりありがとうございます(o^^o) 嬉しいコメントをいただけて幸せです。更新がんばります！ (2017年2月18日 21時) (
レス) id: 63f0029977 (このIDを非表示/違反報告)
苺飴(プロフ) - 白鈴さん» いえいえデス。先程読みました。とっても面白いですね。夢主の反応とか(笑)。これからも楽しみにしてます。頑張ってください！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: c74503d232 (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 苺飴さん» 今日１笑いました(自分に) とっても恥ずかしい気持ちです。教えてくださりありがとうございました！ (2017年2月18日 21時) (レス) id: 63f0029977 (このIDを非表示/違反報告)
苺飴(プロフ) - あの、タイトルのハイキューがハンキューになってますが… (2017年2月18日 21時) (レス) id: c74503d232 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鈴 | 作成日時：2017年2月17日 22時
