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48話 ページ4

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早いもので当日ーーーー。


真選組にて、最終確認をしていた。


潜入先のこと、闇取引が行われている場所、相手等々。土方さんにより、もう一度頭に叩き込まれる。


「ーーー…ってことで、頼んだぞ。」

「…頼まれます」

「Aちゃん!無理はしないでね、一応俺達も何かあったときに出る用意はしているからさ!!」


冷静な副長に対して、私が潜入することに対してオロオロしている近藤さん。なんて対極な2人なんだ。なんて、思いながらもこんな二人を見ていたら少し緊張がほぐれた気がした。


「心配しないでください。慣れてますから。」


吉原への潜入は初めてだが、他の場所への潜入はやって来れたし、成功させてきた。…今回だって成功させるつもりだ。


「ーーーーーそれじゃあ、行ってきます」


私は近藤さんたちに背を向け歩き出す。「気をつけてね!」という近藤さんの声を背にして1歩、1歩と前進していく…。






























陽の光を浴びる吉原を歩く。何度か来たことがあるこの道の景色は今回だけは少し違って見えた。



「ーーーーー…Aちゃん!」


「…!日輪さん!!」



緊張していたのがほぐれるような気分になれる太陽みたいな人…日輪さんが出迎えてくれた。


真選組で話を通してくれていたようで、潜入へ協力をしてくれることになった。


一人ぼっちだと思っていた潜入に、1人でも多く助けてくれる人がいるとなると、なんて心強いだろうか…。


もちろん、日輪さんだけではない。


「ーーーーー…久しいのう、A。」


「月詠!!忙しいのに来てくれたの?」


「もちろんじゃ、百華は主の潜入とやらに全面協力をするつもりじゃからな。」




日輪さんや月詠だけではない。百華のみんなもいるとなると、なんてありがたいことだろうか。


こんなにも多くの人が助けてくれるのだから、絶対に成功させたいと心から思った。

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銀羅(プロフ) - 凛さん» 長い間、お待たせしました!何回も読んでくださり本当ありがとうございます!なに書こうか、考えがだんだんまとまり出した感じがしてるので、また頑張ります! (2020年11月20日 17時) (レス) id: a7867cf727 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新凄く嬉しいです。何度も何度も読み返してはずっとお待ちしておりました。先の展開とか、行き詰まるとやる気なくしますよね。けどこれからも更新お待ちしております、頑張ってください! (2020年11月20日 0時) (レス) id: 0f5c65d312 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 頑張ってください!続き読みたいです! (2020年3月26日 1時) (レス) id: e1da7af444 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - とっても続きが気になります!更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 8be7be3569 (このIDを非表示/違反報告)
銀羅(プロフ) - トマトさん» ありがとうございます!!更新頻度は遅くなると思いますがよろしくお願いします!! (2019年10月15日 0時) (レス) id: d2e8927ad9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀羅 x他1人 | 作成日時:2018年9月22日 21時

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