ひったくり捕まえに行く ページ8
Aside
私達の目の前を走って行くひったくり。
・・・というか、
「警察の前を走って行くだなんて、随分と間抜けなひったくりもいるものね。」
ひったくりが目の前を走ってきた隙に、
刀で峰打ちをした。
勿論、もう刀は鞘にしまった。
「昔からスピードだけは誇れるのだけど・・・鈍ったかしら?」
私が後ろを向くと同時にひったくりはお姉さんの鞄を持ったまま倒れた。
十四郎は即座にひったくりの方へ行き、
土方「窃盗の容疑で逮捕だ」
犯人のひったくりに手錠をかけていた。
「十四郎、ありがと。」
土方「いや、姉さんこそありがとな。」
「いいのよ!これくらいは出来るから」
土方「しかし本当に間抜けなひったくりだな・・・。」
「本当よね。警察の私達でも呆れるわ。」
「あ、お姉さん。お姉さんの鞄ですよね。」
お姉さん「あ!ありがとうございます!!」
「かぶき町歩く時は気をつけてくださいね。この町物騒なので。」(微笑)
お姉さん「はい」///
なんでお姉さんは赤面してるんだろうか。
まぁいいや。←
「じゃあパトカー退くんに頼むわね。」
土方「あ、それなら俺が今したぞ」
「あらそうなのね。ありがとう。」
お姉さん「あ、あの!」
「はい?」
土方「なんだ?」
お姉さん「あ、女性の方に聞きました・・・」←
土方「・・・アッハイ」←
あぁぁ・・・十四郎のこれ恥ずかしいヤツだ。
「なんですか?」
お姉さん「何かお礼をさせてください!」///
「いえ、これが仕事なのでお気持ちだけ頂きます。」
お姉さん「でしたら!お、お名前だけでも!!」
「土方Aです。」
お姉さん「Aさん...素敵なお名前です」///
「どうも。」(微笑)
そんな会話をしていると、
私達の近くにパトカーが止まった。
そして、パトカーの運転席側の窓から退くんが顔を覗かせた。
山崎「土方さん、姐さん!お待たせしました!」
土方「おう、此奴頼まァ」
山崎「...死んで、る?」←
土方「違ぇわ!!姉さんが峰打ちして気絶させたんだよ!」
「えっ、気絶させたの・・・?」←
ちょっと意地悪をしてみた。
ん?如何してって...十四郎の反応見るの楽しいのよ。((
土方「えっ…違ったか…?」
恐る恐る聞かれた。
「そんな訳ないわよ!ブラックジョークってやつ!」
土方「なんだ・・・」
安心したように十四郎はため息をついた。
「さ、私達はお酒買いに行くわよ」
土方「あぁ。」
山崎「終わったら呼んでください!迎えに行きますね!」
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白いましゅまろ(プロフ) - 甘味さん» 閲覧、コメントありがとうございます!やっぱり銀さん人気ですね!(*゚Д゚)オォォ... (2018年12月11日 19時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
甘味 - 凄く面白かったです!落ちは銀さんがいいと思います!これからも更新頑張ってください! (2018年11月15日 13時) (レス) id: a10a38cd02 (このIDを非表示/違反報告)
白いましゅまろ(プロフ) - 白桜姫さん» オチ提供ありがとうございます!やっぱり主人公の銀さんも素敵です!(( (2018年11月13日 22時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
白いましゅまろ(プロフ) - レモンティーさん» オチ提供ありがとうございます!甘いマスクの沖田さん!良いですねぇ(( (2018年11月13日 22時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
白いましゅまろ(プロフ) - 愛美さん» 返信が遅くなりすみません。今はどちらのデータもフレンドの数が上限に達している為、なる事が不可能です!ごめんなさいm(_ _)m (2018年11月13日 22時) (レス) id: 9ad69f39ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かこのひと | 作成日時:2018年8月29日 19時