6話 ページ7
貴方side
"お前は重い罪をおかした。彼奴の様にこの天界から
消えろ,,
天界に生きていた頃に言われた
衝撃的な言葉を思い出した。
俺は何もしていないのに、罪なんかおかしてないのに・・・
目覚めてすぐ目に入ったのは真っ白な天井。
鼻にツンと入る薬品の様な匂いと
もう一生嗅ぎたくなかった人間の匂い。
『どこだ・・・此処は』
起き上がり周りを見るも、真っ白いカーテンに
囲まれているため此処が何処だか分からない。
コツコツと
こちらに近づいてくる音がする。
俺は音のする方を睨んだ。
相手がカーテンを開けたと同時に殺す、
そういう算段だ。
こちらに近づいてきていた音が俺のいる場所で止まった。
シャーー
というカーテンの開く音と同時に俺は羽を出して
相手に掴みかかった。
だが、
？「こら、まだ寝てないとダメだよ。傷が深いんだから」
という声が聞こえたと思ったら
俺は床に倒れていた。
『お、お前！何するんだよ！！』
？「何するんだよはこっちの台詞。あんまり暴れると掘るよ？」
暗黒微笑でこちらを見る人間。
sn「あ、申し遅れたね。僕はしんぺい神。此処我々国の軍医をやっているよ。宜しくね」
『人間と宜しくする気は無い』
sn「見た限り君は悪魔なんだねぇ」
『話を聞け』
sn「人間と仲良くする気がないなんて、この軍では言えないよ？絶対いつのまにか仲良くなってるんだから」
『馬鹿らしい。俺は人間に裏切られた日から
人は信じないって決めたんだ。』
sn「それが善人でも？」
『当たり前だ。元々善人だと思ってた奴でも、結局俺は其奴に裏切られた』
sn「ふーん」
『話は終わりか？俺は出て行く。あの牢屋から解放してくれたのは感謝するが、これ以上人間と関わりたくないのでな』
俺はしんぺい神と名乗る人間にそう言うと
窓を開け、外に飛び出した
・・・筈だった。
上から緑色の"何か"が降ってきたのだ。
『い"っ！』
緑の何かは俺の上にドンと乗りかかった。
？「へー此奴悪魔やったんやなぁ。どうりでグルッペンが気にいる筈や」
sn「有難うゾム。そのままグルッペンとこまで連れてってもらえる？」
ゾムと呼ばれた人間は返事をし、俺を抱えた。
抵抗をしようとしたが、容赦無く俺の意識は
無くなった。
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琥珀(プロフ) - ピーたーさん» 少しずつですが頑張ります！ (2020年5月29日 18時) (
レス) id: e8ca779f37 (このIDを非表示/違反報告)
ピーたー - 更新されるたび面白くなる作品、久しぶりに見ました。頑張ってください^ ^ (2020年5月26日 15時) (レス) id: a37e444ba1 (このIDを非表示/違反報告)
レム - あぁーすきやわー これからも頑張ってください！ (2019年10月1日 23時) (レス) id: f44f95b2b9 (このIDを非表示/違反報告)
mo4 - おもろいやん!更新頑張ってください! (2019年9月20日 22時) (レス) id: c8f50611df (このIDを非表示/違反報告)
けいっち - エミさんとひとらんにはなつきやすいんやねwww面白いです！頑張ってください！(ゾムさんがｸｿ総統倒してなかったら私が○してたのに…ww)兄)サイコパスやんw(実際に言われた) (2019年9月20日 21時) (レス) id: 837672cd32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2019年9月6日 18時
