馬鹿にするのも大概に ページ5
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『…あれ、誰かいる』
ギタラクルさんも気付いたらいなくなっており、随分減った参加者の数に もうそろそろゴールだろうか。と気合を入れ直していたら
ふと、視界の端に映った人影
…なんであんなところに？と森の中から現れたその姿にまじまじと目を凝らしてみれば
『………キルア！？』
その正体は、向こうも私に気付いたらしく片手を上げているキルアで
近くに来るなり「やっほーA」なんて呑気に声をかけてきたその子に『え、何であんなところから出てきたの？てゆうかゴン君は？』と聞けば
「カエルに食われて一回列から外れて…ゴンは知らね」
「来た道戻ってったぜ、多分」と
ひとまずゴン君が只者じゃないというのはキルアの反応を、というか彼を見ていればわかる
余程の事が無い限りあの子なら大丈夫だろう。と一旦ゴン君に関しては置いておき
『ねえ、カエルに食べられたって何？』
持っていた疑問をぶつければ「もしかしてお前カエルも知らねーの？」と返された
…そういうことじゃないのよ。
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「こんなもんかよ。案外楽勝だったなー」
『…あんまり調子乗らないでよ、いつか痛い目見ても知らないからね』
「へーきへーき」
「まったく」と溜息をついて目の前にある塀を見上げる。どうやらここが一次試験のゴールらしい
疲労から床に倒れ込んでいる者もいれば全く疲れていない者もいて、参加者の様子も多種多様だ
『ゴン君達見当たらないね…』
「何してんだろーな」
辺りを見渡しても見当たらない三人の姿に不安を感じ『何かあったのかな』なんて湿原の方を見てみると
『…ん？』
ゆっくりと歩いてくる影が一つ
…え、あの人なんか背負ってない？
『………あれ』
目を凝らしてみると歩いてきたのはヒソカで、肩に担がれているのは
『____っ、レオリオ！』
「ちょ、A！？」
「どこ行くんだよ！」とキルアの声に『ちょっと待ってて』と返事をし、何故かレオリオを担いでいるそいつの元へ走った
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不正ワーカー - 赤ちゃんはどこからくるの？8評価お願いします！ (2021年12月20日 15時) (
レス) id: 9cb17a261c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - まぶぴちょこさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです、頑張ります…！！ (2021年11月28日 12時) (レス) id: 65f7be7df1 (このIDを非表示/違反報告)
まぶぴちょこ(プロフ) - 話がとても面白くて、一気に読んじゃいました！続きちのしみにしています！更新頑張ってください🙇 (2021年11月27日 22時) (レス) @page35 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆら | 作成日時：2021年8月27日 18時
