【銀魂】銀時の彼女さん。【坂田銀時】

月詠さん２ ページ30

Aside


全くあの人は…
どれだけの女の子をたぶらかせば気が済むのかしら、
きっとあの女の人も勘違いしちゃうわよ


銀時｢手ぇ触れただけで背負い投げすることがあるかよ！！怪力女！｣

月詠｢黙りんす！恥晒す貴様が悪いのだろう！｣

銀時｢あー、リンスも買いに来たんですかぁー、リンスのコーナーはあっちですよぉー｣

月詠｢ついてこい。｣

銀時｢なんでだよっ！｣

月詠｢どうせ暇じゃろう。それに慰謝料のようなものだ。｣

銀時｢暇じゃねぇーよ！今日は！！
それに慰謝料もらうの俺の立場でしょ！？｣

まるで夫婦のような
言い争いをしている2人をぽかん、と見つめる。
これは浮気確定ですよね？

すると銀時と目が合った。
こちらに駆け寄ってくる、ずるい、可愛い…

銀時｢Aーーー！！あの怖そうな女の人が俺のこといじめてくる｣

A｢な、ほんとですか？｣

走ってくるなり抱きついてきた銀時に
あやすように頭を撫でる。
銀時は今、私の肩で泣いてるふりをしている。

でもいじめという言葉が聞こえて
腹の虫が収まらなかった。

月詠｢誤解じゃ！ そいつが恥を晒して…って
主は誰じゃ。｣

A｢銀時は私以外に恥を晒しません。
私はAという者です。｣

銀時｢ねぇ、それ逆に恥ずかしいんだけど｣

体制を立て直した銀時。
バチバチとなる2人の間に入って
止めようとしている。

修羅場ってやつ？

でも銀時が仲良さそうにしてるのが悪い。
そうよ、きっと。

銀時｢やめろって、Aもツッキーも。｣

月詠｢誰がツッキーだ。｣

銀時｢あとA。俺お前と沖田くんが
2人できゃっきゃうふふしてたの知ってるから｣

A｢してないです！｣

銀時｢うるせぇ！ナニしたか教えろ！こんにゃろ｣

頬を両側から引っ張られる。
痛い。

でも真剣な目つきの銀時…

A｢ナニもしてません！向こうから来ただけです！｣



月詠｢主ら止めんか…公共の場で…｣

まさかのあの女に止められました。

嫉妬１→←月詠さん１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す