【テニプリ】アイドルと王子様【あんスタ】 (ページ4)

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すると小柄な子が飛び出してきた

守「この元気に飛び出してきた黄色い子は、闇に差しこむ一筋の奇跡！流星イエロー仙石忍だっ！」

左目を前髪で隠した仙石は守沢の紹介で忍者だと言う

忍者と言う単語を聞いて男子3人は目がキラリと光った…気がする

男の子は誰だって侍や忍者に憧れるものだ

この会場には外国人の人も多く、どうやら忍者である仙石をカメラに写すのに必死のようだ

ともあれ、皆さんに挨拶をしてくれと守沢が進める

仙「えええ～っと、皆さん！いまご紹介にあじゅかっ……うああっ、仁兎殿みたいに噛んじゃったでござる～！」

喋り方まで忍者のようだ

続けて次のメンバー紹介へ

「黒い炎は努力の証！泥で汚れた燃える闘魂！俺は流星ブラック、南雲鉄虎ッス……☆」

赤メッシュが特徴的な元気な少年が出てきた

そして次のメンバー…

遠「あの兄ちゃん何しとん？」

白「頭真っ白になっとるんとちゃう？」

柳「これだけの人に注目されていれば無理もありませんね…」

『こういう時こそ、応援じゃない？』

Aの言葉を聞いてパァっと顔が明るくなった金太郎

遠「緑の兄ちゃん！がんばりや！！」

すると流星ブルーが何やら緑の子と話し込み、数秒すれば落ち着いたのか、とある方向に手を振り出した

守「こいつは高峯翠っ！無限に育つ大自然っ、緑の炎は慈愛の証！流星隊グリーン、高峯翠だ…☆」

その後、流星レッドは流星隊の歴史を軽く観客に伝えた

そしてヒーローとは何かを語る彼はきっと誰よりも輝いていただろう

金太郎が、白石が、柳生が息を呑んで、目を輝かせて聞いていた

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日も暮れて、楽しい時間はすぐ終わる

遠「めっっちゃ！楽しかったで！また行きたいわ～！」

と、流星隊の曲を鼻で歌う

白「ほんま、金ちゃんの付き添いでしもたわ」

はは、と笑う白石

柳「アイドルには興味ありませんでしたが…流星隊は特撮っぽくていいですね…ファンになりました」

夜に近づきテンションも上がってきたAはこう言った

『うん、アイドルって凄いんだよ！みんなを笑顔にするんだから』

アイドルを兄にもつ妹はとても今日の出来事は嬉しかった

少しでもアイドルに興味を持ってくれたのだ

『また、行く？』

「「「もちろん！」」」

3人の声が綺麗に重なった

『ふふ、楽しみだねぇ』

余韻がまだまだ解けない4人であった＿