【テニプリ】青学のツンデレマネージャー

海堂と ページ9

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二人と別れた後、コートを見回したがまだまだ終わりそうにない



Aは受付に戻った



『あら、海堂』



海「…お疲れっス」




珍しい…海堂が労いの言葉を言うなんて…




『私がいない間、受付ありがとね』



海「いえ…」



海堂の隣の椅子に腰掛ける



『乾と越前の試合見に行ってもいいのよ？』



海「いいっス」



どっちが勝とうかなんて、俺には関係ねぇ




『ふーん…』




すると




「スミマセーン」



「1年の越前リョーマ君、今どこで試合やってるんですか？」



ツインテールの女の子と長い三つ編みの女の子がやってきた




海「あ」


元々目付きの悪い海堂がそちらを見ると、女の子たちは睨まれたと思ったのか少し怖がっている



『クソガ…越前の試合は一番奥よ』



「(わぁ……すっごい美人…)」


じっ…Aの顔を見つめる2人の少女



『…何か顔についてる？』


「えっ、あっ、いえ！すみません！」



ありがとうございましたー！と叫びながらお目当てのコートへ走って向かっていった



『若い子って元気ね』


海「先輩だってそんな変わんねえッスよ」



『ありがとう』

こりゃまた珍しい…



『ねぇ、海堂って何が好きなの？』



急に始まった質問タイム


海堂…頑張れ


＿



『どんな感じ？』


不「Aちゃん、今越前がちょうど追い越したところだよ」



『ほんと生意気よね…あのクソガキ』


不「でもAちゃんは目をつけてるんだろう？」



『私だけじゃないでしょ。不二だって』


不「ふふ、そうかもね」




堀「本当朔間先輩って美人だよな…」



ボヤく堀尾



ふと越前を見るとラケットを右手に持ち替えていた



『越前って左利き…よね？』




越「来る場所が分かってても取れない球…もう一つあるよ」




そう言って越前はサーブをする


するとボールは乾のコートに入り、そして乾の顔面に向かって跳ね上がった



乾「な！？」


こんな驚いてる乾初めて見た…

なんて思うA



『ツイストサーブ…』


不「これはすごい」


その後もツイストサーブで点を入れた越前


《ゲームセットウォンバイ越前！7-5！》



歓声が湧き上がった


『まさかほんとに倒しちゃうとは…』


越前にドリンクを渡しながら言う


越「まだまだだね」


『乾もお疲れ様』


乾「あぁ、ありがとう」


＿_

そして翌日、越前の全勝が決定

さらに海堂が乾をやぶった


8人のレギュラーが決定した

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