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スネイクを凌駕しろ! ページ24

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_


「オオッ!不動峰、コーナーをついたぞ」


「うまい!」


荒「いや でも海堂(マムシ)には」

絶好球だ!!



海堂が打ち返した球は円を描くように曲がっていく



一年「でったあ!スネイクー!!」



堀「って言うか朔間先輩、傘閉じないんですか?」


まるで傘が邪魔だと言うようにも聞こえる



『雨上がりの日光ほど嫌なものはないわ…』


心なしか少しだるそうだ



「海堂のスネイクが返された!!」



その声で視線はコートへ戻る


神尾の自慢のスピードでどんな球にも追いつかれてしまう



海「フン 足に自信があるようじゃねぇか」


神「もっと試してみろよ そのスネイクとやらで!」



こんな挑発にも乗ってしまうのが海堂


いきなりスネイクを出す


神「だから遅いって♪」


コンディションは最高のようだ




ドシャッ、と海堂が滑って転んだ



思わずフェンスに身を乗り出すA



『海堂…!』



乾「あいつなら大丈夫さ」



『…別に心配なんかしてないわ』


少し恥ずかしそうにしながら、元の体勢に戻った



神「普通の奴ならスネイクを返すため、必死に左右に走らされて…体力(スタミナ)も奪われるんだろうな」


_でも 俺には丁度いい速さだぜ




『それはどうかしらね、海堂はしぶといわよ』



自慢するように言った



乾「はは、随分期待されてるな海堂」



不「でも海堂にとって一番相性の悪い相手だね」



乾「ああ スネイクは追いつかれて完璧に打ち返された場合、逆にそれ以上の角度(アングル)で狙われてしまう」



『それにさっきの雨のせいで地面も濡れてるし、ボールも水を吸って重くなってるはずよ』


そのためにスネイクの威力が落ちていると言う



だから神尾にスネイクが効かないのか、と一年生が聞くと


乾「…いや」


あのコンディションの中、あれだけのスピードで走れる神尾が速すぎるんだ




そしてまたスネイクを狙われ、地面に嫌われているのか滑る海堂



_海堂薫をナメんじゃねぇ!!_



なんと、倒れながらも根性で打ち返し点を物にした海堂



この場にいる全員が口を開け、驚いていた



『なに…今の』


一年「ブーメランみたいに戻ってきたよ!ブーメランスネイク?!」


神「ネット横を通って…?おいおい、あんなのありかよ」



手「見事なポールまわしだ 海堂!」



《40-15!》



試合はまだこれからだ__

幻のブーメランスネイクがもたらしたもの…→←それぞれの対戦相手



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無糖(プロフ) - 白さん» わああ!ありがとうございます!嬉しいです!更新頑張ります!! (2020年7月30日 10時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
- 凄く面白くて夢主ちゃんも凄く可愛いくて大好きです。これからも更新頑張って下さい!応援してます^ ^ (2020年7月29日 20時) (レス) id: d299243d91 (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - カリンさん» 了解しました!応援ありがとうございます!頑張ります!! (2020年7月25日 18時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 無糖さん» なるほど…!機会があれば朔間兄弟出していただけると嬉しいです…!これからも頑張ってください!応援してます! (2020年7月25日 12時) (レス) id: 85cfcf0d25 (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - カリンさん» 一応考えてます!零さんよりちょっとだけ日光に強いくらいですかね…!血はウェッってなっちゃいます笑 (2020年7月25日 9時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無糖 | 作成日時:2020年7月16日 7時

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