【テニプリ】青学のツンデレマネージャー

それぞれの対戦相手 ページ23

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不動峰の一勝が今までの地区予選とは何か違う空気を

この会場に作り出していた




そんな中第二試合(ダブルス)が始まった！！



ボレーヤーの菊丸はネット際に着いた


アクロバティックに球を返していく



菊「ほいっ！」


だが不安定だったらしく、ふらつく菊丸



堀「ああーっ体勢の崩れた所の顔面ねらい！！」


危ない！


誰もがそう思った瞬間




菊丸はギリギリで避け、ラケットを後に回しボールを打ち返した



点が決まり、大石とハイタッチする菊丸



菊「なんじゃらホイホイ」



『絶好調ね』



空気が冷たくなってきた頃、アップしに行くのか
不動峰の伊武と神尾はコートをあとにする


海堂も追うように出ていった



『雨…振りそう』


カバンをゴソゴソと漁るA



乾「傘とは準備がいいな」



『日傘だけど…お兄ちゃんが持たせてくれたの』



持ち手のところにコウモリのシールが貼ってある



するとタイミングよく雨が降ってきた



堀「朔間先輩〜！入れてください！」


『…やだ』



堀「そんな〜！！」



乾「この程度ならすぐ止みそうだよ」


『コート、滑るわね』



雨の中でも菊丸のアクロバティックプレーは落ちぶれることなく発揮した



そして…



《ゲームセット！ウォンバイ青学6-2！》



一年「よっしゃーっ！さすが青学黄金ペア！これで一勝一敗」



《シングルス3、前へ！》



『海堂ね』


雨も上がり、海堂に気合が入る



『海堂の相手、ものすごい速さね』


乾「いつの間に朔間チェックを…」


『…その言い方あんまり好きじゃないんだけど』


乾「前に自分で言ってなかったか？」


『うるさい』



コートの方を見ると、海堂が挑発に乗ってしまったのか…ラケットを神尾に振りかぶった



大「やめろ海堂！」



だが、神尾が避けて当たることは無かった



神「…へぇ けっこうスイング速ぇーじゃん」



「こ、コラっ！キミたち！何をやっているんだ！」


審判がビビりながら2人に注意する



イラついている海堂は審判を睨んだ



手「海堂！！」


流石に部長の言われれば黙る



手塚は橘に

手「ウチの部員がすまない」


橘「いや、挑発したのはこっちが先だ、ウチこそ申し訳ない」



なんと出来た部長たちだ


『手塚に頭下げさせたんだから、勝ちなさいよ海堂』



海「負けなんて選択肢、ないっスよ」



《ザ・ベスト・オブ・1セットマッチ 不動峰サービスプレイ！！》


試合が始まった＿

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