【テニプリ】青学のツンデレマネージャー

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＿



『悪いけど、アンタは手塚に勝てないわ』



切「……なーんて」


ニッ と笑う切原



切「おーい荒井くんボール返すぜ！(ここでカッコいいとこ見せてやる！)」




荒井の方を見ずにボールを打った



切「(よし！これは決まった！)」


チラ…とAの方を見ると驚いた顔をしていた


切「どうです？カッコいいでしょ？」


自慢げに言う切原はAの視界にはなかった



『桃！！』



切「え？」


Aと同じ方を見ると


桃「うごっ」



桃城の頬に直撃していた


そしてその衝撃で桃城が持っていたラケットがカチローにあたりカチローが持っていたボールカゴが落ち、
ボールが散らばる



切「おいおい…」



更には海堂にまでボールが当たるという大悲惨



切「そ、それじゃ俺帰りますね…」


『あ、待ちなさい！』



なんと逃げ足の速いこと


慣れているのだろうか…



いよいよ収集がつかなくなってきたコート内



手「全員グラウンド30周してこい!!」



きっと今までで1番の手塚の大声だろう



＿＿

切「ふー 危ねぇ危ねぇ 俺のせいにされるトコだったぜ…俺のせいなんだけど
関東大会でやりたいっスね、手塚さん…っと」


曲がり角で誰かとぶつかる切原



切「おっとワリィワリィ大丈夫かい、えーっと1年生くん」



越「さあね」


なんとぶつかったのは越前だった


切「テニス部員？マネージャーの名前知ってる？」



越「…朔間先輩のこと？」



切「ふーん、朔間ね ん？青学(ここ)のボール持ってきちまった、ついでに返してくんない」


おーい！1年生くん


とボール投げた



越「どーも」


越前もまた、先程切原がやったように飛んできたボールをラケットにおさめた



越「(誰だ、今の)」



切「(…へぇ青学ね…)」


＿＿

越「朔間先輩、ワカメみたいな髪の人と知り合いっスか？」


『違うけど…まさか私の名前教えたの？』



越「え、ダメでした？」



はぁ…と頭を抱えるA



『言う時はちゃんと私に知らせなさい』



越「っス…」

不二と→←切原赤也！！

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