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＿＿
感情的になった単細胞はAの腕を掴み殴ろうと手を振りかぶった
海堂が助けに行こうとも間に合わず＿
視界は空を映し、背中には衝撃が走った
『あら、ごめんなさい手が滑ったわ』
反省の色を見せず手をパンパンと払った
軽い身のこなしに海堂も驚く
「この…っ！」
『1つ言っておくけど私はそんな陋劣なマネなんてしないわ。それは選手に対する侮辱よ、あとお前二度と
冷酷な視線を向け、想像もできないほどに恐怖を感じる声で言った
まるで魔王の様だった
若干怯えながらもまだ噛み付こうとする単細胞たちに制止する声がやって来た
「止めたまえ キミ達っ！！」
『柳生…？』
すぐ側の壁に寄りかかっていた
そして読んでいた本を閉じてこちらに向かってくる
柳「こんにちは朔間さん」
そう言ってAの横を通り過ぎ単細胞たち＿もとい六里ヶ丘中に忠告と、海堂の誤解を解いた
海堂が青学と聞いて驚きながらもまだ調子は絶好調の様でテニスで決着をつけよう などと言ってきた
＊
『ゲームセット 6-3 海堂・柳生ペア』
相手は満足したようで帰っていった
『ちょっとアンタ達なに3ゲームも取らせてるのよ』
やはりさっきの言葉を根に持っていたようでぷんぷんと怒っている
柳「すみません…全く遅いレーザービームをやられたものですから」
海「俺のブーメランスネイクもあんなもんじゃねぇ」
そう2人は入れ替わって試合をしていたのだ
六里ヶ丘中には取材班が厄介だ、という事で本気を見せるわけには行かなかったが故の作戦だった
会場へ戻ろうと2人で足を進めると柳生から声が掛かる
柳「
先程はありがとうございました
と嬉しそうに言った
『良かったわ！幸村におめでとうと、あと全国で待っていると伝えてくれるかしら？』
柳「はい、必ず伝えましょう」
柳生と別れ歩いていると今度は海堂がAに話しかけた
海「あの先輩、幸村さんとはいつ知り合ったんスか？」
『去年の…5月ぐらいかしら、たまたま知り合いと行ってた美術館の外の花壇の花を描いていたら話しかけられたの』
＿その絵下手くそだね＿
って言われたのよ？ と怒ってるように聞こえるが表情は柔らかく、むしろ嬉しそうでもあった
その話は着席と共に幕を閉じた
＿＿＿全国大会まであと9日
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
