奇妙な出会い ページ42
＿＿＿
合同合宿も終わり普段の練習の日々に戻った
そして今日は日本でプロのテニスの大会が行われていた
部室では皆が集まり小型のテレビで中継を見ている
わちゃわちゃと賑やかな空間に1人、越前はキョロキョロと周りを見渡した
越「…あれ？そーいえばA先輩と海堂先輩は？」
＊
噂の2人はプロの試合が行われる会場にいた
『本当に誘う人私で良かったの？』
海「ッス…先輩行きたそうにしてたんで」
何となく照れくさくなりそっぽを向きながら言った
あぁそれと…といつの日か海堂に貸したっきりだったハンカチを渡された
『あら、すっかり忘れてたわ』
海「渡すタイミングが無くて…遅くなってすみません。ありがとうございました」
そんな会話をしながら指定の席へと向かった
やはりプロという事もあり全国からファン達が集まっていてとても賑やかだった
すると突然はっきりと批判の声がA達の耳に届く
「おい 聞いたか？全国2連覇の立海大が関東で負けたんだってよ！」
「マジかよ！」
ギャハハ！！と品のヒの字もない笑い声が不愉快に響く
そこまではまだ我慢できたのだが…
「どこだよ青学？ 知らねーなぁ！！」
「ああ そーいや立海の部長の幸村、難病にかかって出れないらしーぜ！！」
思わず拳に力が入る2人にさらなる追い打ちが
「このまま…悪化すりゃいーのに」
酷いことを笑いながら平気で言うことに驚き呆れた
『あ、海堂！』
叫んだ時にはもう遅く、海堂は後ろにいたその人の顔面を殴った
慌ててAもそちらへ向かう
どうやら海堂は立海の部員に間違われているようで
『ちょっと海堂流石に殴るのは…』
「おい、こいつ青学のマネージャーじゃなかったか？」
矛先は一瞬で変わった
Aは度々月刊プロテニスにも載せられているため見覚えがあったのだろう
相手の言葉に、だったら何だ という目線を向けた
「なんだ？立海の奴と付き合ってんのかよ！あ、分かったぜお前枕営業でもしたんだろ だから青学が勝てたんだよ！」
これもまたニヤニヤと笑いながら言ってるものだから海堂は「テメェ…」と拳を震えさせている
対してAはまるで不二のようにニッコリと笑っていた
『はは 随分と面白い事を言うのね、腹たってきたわ。よくそんなくだらない事 思い付くのね』
アンタの脳みそこれくらいかしら？と親指と人差し指をくっつけて見せた
相手は単細胞、すっかり怒ってしまったようだ
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
