驚愕の事実 ページ34
＿＿
《アーウトッ！！》
審判の叫び声とも言えるそれに立海は唖然とする
あの皇帝と呼ばれる真田がミスをするなんて…と言ったような顔をしている
レギュラーたちは先程のスポットを冷静に分析していた
桃「越前の奴 不動峰の神尾の走りと伊武のスポットを融合させて使いやがった！」
こちら側は大盛り上がり
おチビ！おチビ！と菊丸の声が歓声に負けず響いている
越前の急激な進化に追いつけず、真田は
《ゲーム越前 1-0…》
1ゲーム先制を許した
越「疾きこと風の如く…だっけ？」
彼の挑発はより真田を焦らした
越「
限界を見せないその姿に恐怖にも似たような感覚を覚えた真田
《チェンジコート！》
真田はベンチに座る切原の元へ歩いていく
真「どうやらお前も思い出したようだな」
そう言われた切原は目を見開き、若干の武者震いを見せた
真「あれが無我の境地と言うヤツだ」
切「…まさか俺にそれを思い出させるために」
思わず身を乗り出すように駆け足で口走った
真「自惚れるな、このたわけが」
なかなか辛辣な言葉に…うぐっ となる切原
そしてそんな切原に視線だけを向けて続けて言った
真「本当に見ておかねばならんのはここからだ！」
再びコートに立つ2人
炎は弱まるどころか火力は増していく
越前は無我の境地で河村の両手波動球、聖ルドルフの赤澤が見せたブレ球を見せ、皇帝にくらいつく
大「……おかしいまだ試合が始まったばかりなのに、越前の異常な汗」
『無我の境地の副作用ってとこね、本来なら出来ない技も限界を超えてやっているわ その反動で体力消耗は間逃れない』
そんな時＿
カチ「ああーっ！リョーマ君危ない！！」
越前は疲労に耐えきれず崩れ落ちた
《15-0！！》
だが試合は続く
真「どうした もうおネンネか？」
そう言いながら真田は鋭い打球を越前に放つ
ここで諦める越前ではない
越「にゃろう」
必死に立ち上がり返していく
真「ところでお前、風林火山の［風］…破ったつもりじゃあるまい
本当の［風］はさっき見せたものより…3倍疾いわ」
打球は既に越前の横を通り抜け点を奪っていた
＊
《ゲーム真田 2-1！》
あっさりと取り返された上に追い抜かされた越前
そんな彼の身体は疲労に塗れていた
真「所詮この程度か お前を買い被りすぎていた様だ！」
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
