終幕 ページ31
＿＿＿
きょとんとしたAに追い打ちをかけるように越前は続ける
越「それに、A先輩が一番大事にしてるのって信じる事っスよね？アンタが信じなくてどーするんスか」
『！！…そうね、ちょっと気が動転してたみたい』
ペチン！とAは自分の頬を叩いた
今私に出来ることは不二を信じること
まさか
見事不二は越前の通りフレームに当て、返して見せた
本当、天才ね…と心で苦笑いしながら、自分の指でフレームを作り切原を覗いた
『不二の勝ちよ』
その言葉と同時に切原の手からラケットが落ちた
真「…暴走しすぎたか お前の握力ではそれはまだ使えない」
《ゲームセット ウォンバイ不二 7-5！！》
＿青学の勝ち
沸き立つ会場に青学の存在感を見せつけた
乾「朔間、なんで勝ちって分かったんだ？」
『この眼で見せてもらったけど…無我の境地は体力消耗が激しいみたい』
乾はなる程…とノートにデータを書いていく
ベンチに戻ってきた不二にみんなが声をかける
見えないのに勝っちゃうなんてすごい、という声に不二は 見えなかったから勝てた と言う
そして不二の目に光が戻ってきた
最初に映されたのは青学の青色だ
顔ギリギリまで靡く旗に驚く不二
『もう見えるの？』
不二に向かい手を振る
不「うん、心配かけたね」
『別に心配なんてして無いわ』
フン とそっぽを向くAにクスッと笑をこぼす
その側では越前が靴紐を締めていた
不「越前…相手は今この日本中学テニス界で間違いなく一番強い男だ」
海「キサマの全てをぶつけてやれ」
『負ける勝つもアンタ次第よ、精々悔いのない試合をする事ね』
大「頼むぞ越前…」
越前は4人の言葉にコクリと頷く
河「よっしゃぁーっ お前ならやれるぜ ビクトリィーだっ！！」
そして桃城と菊丸の手にハイタッチをしてコートへと赴く
越「青学1年越前リョーマ、行ってきまーす」
真田 VS 越前
いよいよ最終決戦だ＿＿
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
