切原赤也VS不二周助 ページ27
＿＿
＿
切「さあチャッチャッと行きます…よっ！！」
そんな掛け声とともにサーブをし、試合が始まった
切「ホラ 急いで急いでっ！！」
速いラリーが続く
柳「この試合…超攻撃テニスの赤也を、カウンターを得意とする不二がどこまで持ち堪えるかが勝負のカギですね」
一見攻めているのは切原に見えたが＿
仁「いや…よく見てみんしゃい」
攻めているのは……
仁王の鋭い目は不二を突き刺す
そして不二は切原よりも早く動き出し、チャンスボールに食らいつく
何故か咄嗟に膝を守るようにラケットを動かした切原
不二のスマッシュは切原の真横に決まった
不「(やはり越前のヒザ…キミか)」
真相にたどり着いた不二は切原を強く睨んだ
だがそれは相手も同じ
切「潰す…」
＊
『え、アンタのヒザ 切原にやられたの？』
越「…」
何となく知られたくなかったのか、越前は帽子を深くかぶり直した
Aはそれを肯定と受け取って少し笑った
『アンタって意外とヤンチャよね』
やっぱりクソガキだわ！
と屈託なく笑うものだから、越前は歯がゆい思いをした
＿
先制点を取られた切原の目は赤く充血していた
すると急に身体能力が上がったように不二を圧倒させていく
『クソガキもあれやられたの？』
越「クソガキじゃないんスけど…あの赤目ほんと意味わかんないよね」
その顔は少しムスッとしていて、どこか怒っているようだった
切原は越前の使う、一本足のスプリットステップを駆使したものの不二には叶わず
《ゲーム不二 1-0！》
「何やってるんスか乾先輩！？」
1年生が突然叫んで、何事かと後ろを見れば
乾がノートを持ってヨロヨロと試合を見ようとしていた
大「体力を使い果たしてるじゃないか 休んどけって！！」
乾「今まで決して取らせて貰えなかった不二のデータ…い、今取らないでいつ取るんだっ！」
そう言われても諦めない乾にAは動いた
『仕方ないから私が手伝ってあげるわ』
だからアンタは座ってなさいよ
Aは指のフレームから不二を見て数値を言って行った
《チェンジコート！！》
＿＿
手塚、Aちゃん…どうやらボクは
勝敗に執着出来ないみたいなんだ…
___
雨の中、勝敗が決まらなかった不二と越前の試合後
不二はそう言った
本当のお前は何処にある＿
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
