青学3連敗！？ ページ25
＿＿
階段状になっている観客席の上に二人の影が
跡「この試合…奇跡が起こるかもしれねーなぁ」
そうだろ…手塚よ
跡部は樺地を後ろに仕えさせて、そう言った
＊
「お、おいこのラリー終わんねぇよ！」
「もう5分以上経ってるぜ…」
乾がスライディングで打球を拾い点を奪う
その衝動でメガネが飛んだ
《ゲーム乾 6-5！チェンジコート！》
メガネを変えようと、ベンチに近づく乾に声が掛かる
なんだ？と言うように応援席を見るとそこには
親指を上に立てて笑顔のみんながいた
大丈夫！そう言うように
乾「みんな…」
乾もみんなに答えるように親指を立てる
二人の猛攻は絶えず
そしてタイブレーク突入＿
桃「頼むぜ 乾先輩！」
海「このまま終わる青学じゃねぇ」
不「次のボクまで回してくれ 乾」
越「頑張れ 乾先輩っ！！」
あの越前が応援している…と驚く
皆同じ想いなのだ
お互いポイントを奪い、奪われカウントが進んでいく
＿
フッ…やっぱり博士はシングルスプレイヤーだった様だな
えっ！？まさか教授…お前があの時オレに黙って引越したのは
一度心ゆくまで戦ってみたかったんだ…
ああオレもさ
オレとお前 いったいどちらが強いのか
それは分からない、でもこの試合は＿＿
落とすわけにはいかない!!
《ゲームセット ウォンバイ乾 7-6！！》
ついに決着が着いた
ガッツポーズを決める乾に棒立ちの柳
蓮「負けた…のか？」
乾「たまたまだ」
蓮「？」
乾「勝率はお互いに50%…次に勝つのは蓮二、お前かもしれない」
蓮「フッ…また一つデータが増えたという訳か」
乾「お互いに…な」
二人は握手を交わしてそれぞれの居場所へと戻る
片手を上にあげながら向かってきた乾に菊丸が飛びついた
うぐっ と呻き声をあげながらも何とか支えた
桃「乾先輩やってくれたぜ 汁だけの男じゃなかったんスね！！」
汁だけ、と聞いて吹き出すA
荒井はペナル茶でも何でもOKっスよ！なんて言って見せれば後ろにはそれを持った乾
なんて準備がいいんだ
呻き声を上げて撃沈した荒井たち
大「ヒヤヒヤさせやがって、お前なら必ずやってくれると信じてたよ」
乾「海堂に粘りや精神力を学んだんでね」
『ほら、さっさと汗拭いて水分取りなさい』
投げつけるように渡すA
乾「ありがとう、期待にそえたかな？」
『自分で考えたら？』
Aは嬉しそうにそう言った
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
