返してきた… ページ3
＿＿
乾「不二までもが…あの樹の
『菊丸もマークされてるから迂闊に行けないわね…』
「つ、つばめ返し！？」
誰かが叫んだ
コートには確かにつばめ返しの構えをしている不二
大「無理だ トップスピンじゃない打球につばめ返しを……！」
不二はラケット面を滑らせ回転をかけた
乾「そうかっ 自分で必要な回転を作り出し…そこに更に超スライスをかけるつもりだ！」
「忘れていた…奴は天才だ！」
菊丸は不二の方を振り向いて 「ナイス 不〜二っ！！」とピースした
すると菊丸の背後にあるネットにボールがぶつかった
《15-15！》
『返してきた…』
応援席では驚きがその場で巻きおこっている
どうやら、回転が足りなかったようで少し浮いてしまっていたそうな
海「バカな 打ち返せるハズはねぇ！」
乾「ああ 海堂の言う通りだ！完璧に決まれば打球は弾まないハズだが…」
そしてまた不二はつばめ返しを放つ
菊丸をマークしていた佐伯が動き出した
佐「
冷静に不二の打球を分析していく
佐「ほんの少しだがまた浮くぞ！樹ちゃん姿勢を低く」
すると樹は片膝を地面につきそうな程に下げ、ボールを逃さないようじいっと見る
サンキュー
完全につばめ返しを打ち返した
何とか不二が返す
次は佐伯がボレーで点を奪った
佐「ダメじゃん菊丸…俺をフリーにしちゃ」
＊
「うおおおっ！完全に六角のペースになってきた！」
白熱する試合が繰り広げられるコート
『菊丸を止めた次は不二を止めるつもりね…』
乾「なかなか難しい試合になってきたな」
《ゲーム六角 3-1！》
大「マズイぞ…不二は今2対1で戦っている」
乾「佐伯は菊丸をマークすると同時に更にフリーになり、樹との連携で不二にも揺さ振りを掛けてきている」
菊丸は腕でラケットを回し始めた
青学は安心したように表情が明るくなっていく
「ほら見ろ 何やったって
六角の応援の子どもたちが盛り上がる
佐伯は完全に菊丸を抜ききる
今 佐伯のポテンシャルは最高潮に達していた
オープンスぺースへのフィニッシュボレーも完璧だった＿＿
…がしかし
菊「ほいっ！！」
思ってもいない場所にそいつは現れた
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無糖(プロフ) - 青峰葵さん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。申し訳ございません。 (2020年11月15日 17時) (
レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 朋香ですよ？ (2020年11月15日 15時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - Amiさん» 見て下さってありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！！ (2020年10月14日 11時) (レス) id: eb829fd00a (このIDを非表示/違反報告)
Ami(プロフ) - 小説最初から見ました！！テニプリとあんスタが好きなんで少しだけでもあんスタが入ってて嬉しかったです！テニプリとあんスタのクロスオーバーの小説ってあまり見かけないので、書いてくださってありがとうございます(*^^*)これからも応援しています！！！ (2020年10月14日 3時) (レス) id: 8a911845bc (このIDを非表示/違反報告)
青峰葵(プロフ) - 無糖さん» 赤司君ですか？私は青峰大輝くんと火神大我くん好きです (2020年10月5日 18時) (レス) id: 6a6a043b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無糖 | 作成日時：2020年9月22日 14時
