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血だらけの ページ11
『おか、あ、さん?おと、さ、ん?』
呼んでみたところで返事は返ってこない。
ここで私は初めて両親を亡くしたのだと知りました。
『うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
「しー。静かに。殺されたいノ?」
『ん!』
誰だ!この家にまだ人がいたなんて。て言うか、私と両親以外人がいること事態が可笑しい。つまり、こいつがお母さんとお父さんを……ッ!
そう考えてから私の行動は早かった。
『死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』
「おっと、危ないなぁ。人に刃先を向けてはいけません。ってことと、人の話は最後まで聴こうって習わなかったノ?」
『え?』
確実にやったと思った。私は父から剣術の手解きを受けていた。それなりの自信もあった。なのにその剣を避けるなんて…。
こいつ、何者?
けど、そんなことはどうでも良い。今の私のやるべきことは目の前のあいつを殺すこと。
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作者名:りん x他1人 | 作成日時:2018年6月22日 17時