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ヤ「何やってんだあれ？」
ル「Aの戦い方を見てらんねぇって、お頭が」
ヤソップ達の視線の先には、珍しくしかめっ面のシャンクスとAが向かい合っていた。
Aに関しては一見無表情だが、仲間内から見れば拗ねたような顔をしている。
シ「なんで毎回怪我をつくってくるんだ」
「…攻撃が入ったあとが一番油断するので。あと怪我はちゃんと治ってます」
どんな相手でもまともな攻撃が入れば一瞬は気を抜く。女ではどう頑張っても、自分よりでかい男を純粋な力で倒すことは難しい。
だから隙を狙う。それが今までやってきた戦法だ。
それは分かっているのだろうが、シャンクスは困ったように溜息をついた。
シ「だが、自分の体を盾にするな。いくらすぐ治るったって痛みはあるだろう。
それに見てるこっちも心臓に悪りぃ。クルーの何人かはストレスでハゲちまうぞ。俺も含めてだ」
「それは歳なのでは」
シ「こちとらまだまだピチピチだ！だからな…」
その時、船首からお頭と呼ぶ声がした。
シャンクスは続けようとした言葉を飲み込んでそちらに声を返し、Aの方へと向き直る。
シ「まだ話は終わってないからな。続きはあとでだ。…お前、今めんどくせぇって思っただろ」
「何も言ってませんよ」
シ「顔に出てんだよ！」
(そんなに分かりやすかったのか…？)
自分の顔を触りながら、Aは遠ざかっていくシャンクスを見つめた。
納得がいかない顔のAに、その様子を遠目から見ていたヤソップ達は呆れたように笑った。
ル「ありゃ、親父と娘か？」
ヤ「完全に親子のやりとりだな」
♢
べ「軍艦が3隻。あれはやる気だな」
シ「はっ、迎え撃つまでだ」
そう言ってシャンクスは不適に笑った。
共に航海して分かったが、この海賊団はかなり狙われる。海軍からはもちろん、海賊からも。それも並大抵の実力じゃない。
お陰で前よりも戦闘慣れしてしまった。
向かってくる敵を斬り倒しながらふとシャンクスの方を見ると、中将らしき海兵と対峙している。それに違和感を感じた。
こんなにも海兵がいるのに、あの2人の周りにはほんとんどいない。
まるで、何かを避けるように。
________何かがいる
考えるよりも先に、体が動いた。目には映っていないが確信を持って飛び出す。
気配とシャンクスの間に入ったその瞬間、右肩に衝撃と熱が走った。
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文ストオタクの一般人 - お、おわり、、、面白すぎました！文ストもみてきます‼(●´ω｀●) (2023年3月17日 14時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！映画のお陰でもっと赤髪海賊団の活躍を見たくなりました…！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
M - いや、最高‼︎‼︎主さんの小説すごい好きで何回も見返してますw自分もREDの映画見たんですがシャンクス率いる赤髪海賊団死ぬほどかっこよかった^^; (2022年8月28日 1時) (レス) @page33 id: 475c50d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 竜胆さん» どうぞお気軽に！ (2022年8月22日 13時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - YYさん» やばかったですよね…幹部達がみんな一巻から登場してるって言うのが…ww 時々コメントに顔出しますねww (2022年8月21日 20時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2020年1月27日 16時
