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西の海へ向かう途中、ログを貯めるため島へ上陸した。
手伝えることも終わり甲板でぼうっとしてると、シャンクスが私を呼び止めた。
シ「いたいた。ほれ、お前さんの小遣いだ」
「小遣い？何のために？」
シ「そりゃあ、この島で買い物するためだろ」
思ってもみなかったことに、私はぽかんとする。
仲間でもない奴に買い物でもしてこいと言うか？
しかも金まで渡して。
「…逃げる、とか思わないんですか」
シ「んー？そりゃお前さんが決めることだ。そうしたいんなら、してもいい」
服でも買ってこい！、とシャンクスは背中を叩いて去っていった。
やはり分からない人だ。
まあ、ずっとあの人の服を着ているのも申し訳ないので、私は街へおりた。
日がだいぶ傾いてきた頃、シャンクスは辺りを見回した。
シ「あれ？Aはまだ戻ってきてないのか？」
ル「そういや見てねぇな。迷子にでもなってんじゃねぇのか？」
ヤ「お頭があまりにも付きまとうから、嫌になって逃げてたりしてな」
ヤソップは笑いながら言った。
シ「そりゃねぇだろ！俺、探してくるわ」
ル「構いすぎると嫌われるぞお頭ー」
シ「うるへー！」
その頃、迷子だとか言われてるAは…
「(武器を忘れるとはなんたる失態…)」
大勢の男に囲まれて自己険悪に陥っていた。
服を買いに街におりたものはいいものの、店へ入る前にいくつかの視線を感じた。
明らかに赤髪海賊団の船員ではない。
こんな街中で騒ぎを起こしては後々面倒なことになると思い、路地裏へ入った。
しかし入る前に気づくべきだったのだ。武器を持ってないことに。
男「何人かやってくれたみたいだが、この人数じゃ無謀だろ」
男は、手足を縛られ転がされている私を見下ろして言った。
路地裏ではない倉庫のような場所。
どうやら気絶しているうちに何処かに運ばれたようだ。
男「さて、兄ちゃんは人質となってもらう。赤髪のな」
なるほど。
この男は二つほど勘違いしている。
「先に言っときますが、私は赤髪の仲間ではありません。ただの同乗者です。それから…」
私は口端を吊り上げた。
「仮に私が仲間であっても、人質を取ったくらいで赤髪のシャンクスに勝てると思ってるんですか？」
そう言った次の瞬間、顔に痛みが走った。
殴られたらしい。
男は私の顔見て、何かに気付いた。
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文ストオタクの一般人 - お、おわり、、、面白すぎました！文ストもみてきます‼(●´ω｀●) (2023年3月17日 14時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！映画のお陰でもっと赤髪海賊団の活躍を見たくなりました…！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
M - いや、最高‼︎‼︎主さんの小説すごい好きで何回も見返してますw自分もREDの映画見たんですがシャンクス率いる赤髪海賊団死ぬほどかっこよかった^^; (2022年8月28日 1時) (レス) @page33 id: 475c50d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 竜胆さん» どうぞお気軽に！ (2022年8月22日 13時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - YYさん» やばかったですよね…幹部達がみんな一巻から登場してるって言うのが…ww 時々コメントに顔出しますねww (2022年8月21日 20時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2020年1月27日 16時
