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ル「お頭！前方からなんか接近してるぞ」
ヤ「十中八九、敵じゃねぇか。見ろよあのやる気に満ち溢れた顔」
船員「この船にもいるがな。約一人」
船員は子供のように顔を輝かせている船長を見た。
…すげーワクワクしてる
シ「よし！行くぞ野郎ども！返り討ちだ！！」
「「「おおー！！」」」
ヤ「いつにも増してテンションが高いな」
べ「あいつらを不安にさせないよう、お頭なりに気ぃつかってんだろ」
確かに利き腕を失ったのは致命的だ。
だが、お頭がお頭である限り…俺らは赤髪海賊団の船員だ。
ヤ「…わかってんよ、そんなこと。俺たちがやることは一つだけだ」
べ「さっさと行かねぇと、お頭に全部取られちまうな」
俺たちは顔を見合わせ、お頭を追いかけ走り出した。
シ「誰かと思えば、“血塗れ”のギイラか。こりゃ丁度いい練習相手だ」
ギ「減らず口を…腕が一本ないんじゃ、これも防げねぇだろ？」
次の瞬間、左から蹴りが入り、シャンクスは横へぶっ飛んだ。
防ぐための腕がないため、もろに攻撃が当たったシャンクスは一瞬息が止まる。
シ「…ちっ、まだ慣れねぇな」
船員「お頭を援護しろ！」
それを聞いた赤髪の船員は、ギイラへ銃口を向けた。
ギイラが動く気配はない。
船員は狙いを定めて撃った。
ギ「…上出来だぜA？」
命中した。
ギイラではなく手前の男に。
全てを弾いたわけではない。数発は己の体で受けていた。
シ「そいつが噂に聞く“盾”か」
ギ「ああ、いいだろう？どれだけ使っても倒れねぇ、便利なやつだよ」
シ「…理解できねぇな」
そうまでして守りたいもんなのか。
道具呼ばわりによく耐えられるもんだ。
まあ、敵の事情なんて知ったこっちゃねぇが。
シャンクスは再び剣を構え、攻撃を仕掛けようとしたその時、視界の端で小さなものが動いた。
シ「ガキ！？」
まだ十歳にもいかないであろう子供が座り込んでいた。
おおよそ、物珍しい海賊を見にきたんだろう。だが、腰が抜けて動けそうにない。
目についたギイラの船員が撃った。
シ「…っ！あいつ…」
弾は子供に当たらなかった。
代わりにギイラを庇った青年が、子供の前に立っていた。
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文ストオタクの一般人 - お、おわり、、、面白すぎました！文ストもみてきます‼(●´ω｀●) (2023年3月17日 14時) (
レス) id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！映画のお陰でもっと赤髪海賊団の活躍を見たくなりました…！ (2022年8月30日 17時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
M - いや、最高‼︎‼︎主さんの小説すごい好きで何回も見返してますw自分もREDの映画見たんですがシャンクス率いる赤髪海賊団死ぬほどかっこよかった^^; (2022年8月28日 1時) (レス) @page33 id: 475c50d0b5 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 竜胆さん» どうぞお気軽に！ (2022年8月22日 13時) (レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - YYさん» やばかったですよね…幹部達がみんな一巻から登場してるって言うのが…ww 時々コメントに顔出しますねww (2022年8月21日 20時) (レス) id: 32faf97f7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2020年1月27日 16時
