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森の手前で人が二人立っている。
一人はさっきの山賊か。
こちらに気づいて逃げたようだ。
ルフィが倒れている。
立っていたもう一人はAだった。
シ「ルフィ！A！」
倒れているルフィに近づこうとしたとき…
ザンッ
シ「…！おいA…？どうしたんだ？」
Aが切りかかってきた。
殺気をまとわりつけながら。
「貴様ら…、ルフィ近づくな。」
シ「(俺らが誰だか分かってねぇのか。何があったんだ一体。)」
何があったかを聞きたいがそれどころではなさそうだ。
それに早くルフィの状態も見なければ。
シ「ヤソップっ、ルフィを頼む。俺はAを正気に戻す。」
ヤ「…っあぁ、分かったっ。」
「ルフィに近づくなと…」
シ「おっとA、お前さんの相手は俺だ。」
俺がそう声をかけ前に立つと、Aは俺を敵だと認識したようだ。
さきほどよりも殺気を濃くして対峙した。
シ「(そうか、この気配…この殺気…、それにあの獲物を見定める目…。あいつだ…、鷹の目にそっくりだ。)」
先日、鷹の目と対峙した時を思い出した。
雰囲気が全く一緒だ。
ったく、どういう関係なんだか。
シ「まあそれは後で聞かせてもらうかっ。」
Aが動いた。
よく見ると腹から血を流している。
シ「おいおいAっ、そんなに動くと傷が酷くなるぞ。」
「…だまれっ！」
…まあこんなとこまでそっくり。
親子じゃねえのか？
ルフィの方を見た。
ヤソップが頷いている。
無事か、良かった。
ガッ
「…！」
Aの刀を持っていた手を掴み動きを止めた。
やはりまだ子供だ。
「貴様っ…離せっ！…はぁ…はぁ」
シ「A。落ち着け、よく見ろ。目の前にいるのは誰だ？」
俺はいつものように話しかけた。
「……シャ…クス…？」
シ「ああそうだ。山賊相手によくやったな…ルフィは無事だ。だから落ち着け。…な？」
Aは俺の言葉を聞くと安心したように倒れこんだ。
シ「おっと…、よくやったよお前さんは。」
腕の中で寝ているAを見ると傷が塞がりつつあった。
シ「(これは悪魔の実の能力か…)」
シ「ヤソップ、ルフィはどうだ？」
ヤ「ちょっと腕を切られてたがな。大丈夫だ、もう血も固まってる。」
シ「そうか、じゃあ急いで帰るか。マキノさんの説教は確定だな、この二人。」
ヤ「ちげぇねぇ。」
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YY(プロフ) - 白狐さん» でっしょう…。ほんとにリクエスト通りに描いてくれて、見た瞬間息が止まりましたよ。この方、第五人格や文豪ストレイドッグスの小説でも少し絵をあげているので、もし興味をお持ちでしたら是非見てみてください！ (2020年6月14日 14時) (
レス) id: 4125d393b1 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 絵やっバ 上手すぎ 字やっば 羨ま 語彙力、、、 (2020年6月14日 13時) (レス) id: 8773da4894 (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - 李莉華さん» やっぱりパパ感を出したく…ほんとですよね！描きたいものが描けるってほんと羨ましいです… (2019年10月15日 7時) (レス) id: c8aed051d2 (このIDを非表示/違反報告)
李莉華 - このミホークやわらかぁい....´∞`そして友人さんとても絵上手いですね！羨ましい..... (2019年10月14日 22時) (レス) id: 2450a0879a (このIDを非表示/違反報告)
YY(プロフ) - エースファンさん» ありがとうございます！やはり感想を頂けるのはとても嬉しいです！主人公ちゃんも苦労人ですね…wこれからも楽しんで読んで頂けるよう頑張ります！ (2019年10月13日 19時) (レス) id: c8aed051d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YY | 作成日時：2019年10月6日 22時
