【銀魂】俺が天使に恋をした【土方十四郎】

沖)俺らがここは占領しやした ページ3

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今日も江戸は平和です。

攘夷浪士も見かけません。

隣にいるはずの沖田さんは、

『団子屋辺りを見回ってきまさァ』

と言いまして、今は不在です。

江戸の人は皆さん、優しい方ばかりなので攘夷浪士さえ現れなければ見廻りは良いものです。

あ。挨拶が遅れましたね。

私は真選組副長補佐をやらせていただいてる春田Aと申します。

真選組で女中もやらせていただいてますが、大体は真選組副長補佐の仕事をしております。

おや?

彼処に刀を持った方がいらっしゃいますね。

攘夷浪士でしょうか?

A)もし。

浪士)ｹﾞｯ!!

A)それはなんでしょうか?刀となれば、違反ですよ?

浪士)………うるせぇ!!!!

―ｽｯ…ﾄﾝ―

私は瞬時に構えて、此方に刀を向けた方を避けて、少しはしたないですが、鳩尾に手刀をやりました。

しかし、困りましたね…。

私一人では屯所まで運べそうにありません…;;

沖田)Aさん?

A)沖田さん、申し訳ありませんがこの方を屯所へ…

沖田)わかりやした。Aさんは本当に優しいですねィ。斬っちまえばいいのに。

A)無駄な命なんてありませんよ。この御方も何かするべきことがあったのでしょう。

沖田)天使みてぇ。

私は天使のように無垢な人ではありませんよ。沖田さん。

天使が病気持ちなんて笑い話ではないですか。

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