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第7話 ページ10

『はぁ…はぁ…』

「A大丈夫か?息が切れてるぞ?」

「少し休むか…」

私は黙って頷いた。

「お前、どんだけ体力ねぇんだよ…。大丈夫か?」

「仕方無いだろう?もともとAは体力が無くて道に倒れていたらしい。」

耳の痛い話だ…。

体力が尽きて倒れるなんて考えて無かった…。

でも、倒れて良かったかもって思える。

先生に、皆に会えたから。

「落ち着いてきたか?」

『うん。ごめん。』

「別に謝られることじゃねぇよ。」

銀時がそう言ってくれて嬉しかった。

ニコニコしながら銀時を見る。

私の視線に気付いて銀時が目を逸らした。

「何ニヤニヤしてんだ?」

『え、ニコニコしてたつもりなんだけど…?』

「銀時に遊ばれてるから気にすんな。」

「はぁ!?遊んでねぇんだけど!?」

『銀時、ひどい。』

「おい!?A!?本当に遊んでないからね!?」

『…』

「A!?本当だから!!!信じてお願い!!!拗ねないで!!!」

「おい!高杉!お前のせいで面倒くせぇことになっただろうがッ!!!」

「知らねぇよ。俺は。」

『…本当?』

「うん。本当だから。」

『許す…。』

「A〜!!!お前はなんて良いやつなんだ!」

ドスッ

先を歩いていた晋助が後ろに居る私と銀時を眺めていたら誰かとぶつかった。

そのぶつかった相手が私が今1番会いたくなかった人だった。

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高杉るな - この作品はちょっと切なくて、良いですね!(いきなりすみません)あと作者さんが一生懸命(?)なのが分かります!更新、楽しみにしてます♪ (2017年11月28日 17時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» はい…。夢主には終わりがあります。余命と言う言葉があるなかでも皆さんの心が温まるような話に出来たらと思っています。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - ムクロさん» 提案ありがとうございます!松陽先生の傷は盲点でした…。これから先この作品に生かせたら是非使わせて頂きたいです…!ありがとうございます。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年11月25日 14時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘党。 | 作成日時:2017年3月31日 13時

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