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第28話 ページ33

私は仕方なく自首することにした。

げんこつを食らう覚悟で。

『…先生…。ご、ごめんなさい…。』

静かに先生が近づいてくる。

げんこつを食らうと思って瞼をぎゅっと瞑る。

けれど、そんな心配はいらなかった。

先生は私の頭をそっと撫でた。

『…?』

「なんで謝るんですか?」

『…だって…調子が悪いのに遊んでたから…』

「遊ぶことを禁止した覚えはありませんよ?」

「調子が悪いからといって部屋にずっと居たら気が滅入ります。」

「君がそれが嫌だってことも知っていますからね。」

『先生…!』

「けれど、遊び方ぐらいは少し考えてくださいね?」

『あ…はい…』

「雪も強くなってきましたし、今日はここら辺で中に入りましょう。」

先生がそっと私の手を握った。

先生の手は雪を触って遊んでいた私の手とは違ってすごく温かかった。

「ずいぶん冷えていますね。」

『あはは……』

『先生、あの3人はどうするんですか…?』

本当に逃げ足が早くて気配を全く感じない。

「そのうち帰ってきますよ。」

『そ、そうですね』


‐‐‐‐‐作者(甘党。)より‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

お世話になっております。甘党。です。

秋の深まりと言うか冬の深まりを感じる今日この頃です。

更新だいぶ止めていた気がします。すみません。

この作者、意外と多忙だったりするんです。なかなか更新が出来ないです…(T△T)

コメントで提案頂きましたが、私の頭と言うか対応力では出来ないのです…。

このお話は最初から夢主には終わりがくると言うことを考えて書いてきたこともあり…。

私の実力不足であり、私が頑固なため今回は断念と言う形にしました。

けれど、番外編とか言う形で提案を使えたらなとも思っております。

番外編なんてものは本編が完結してからの話ですし、確実な話でもないんですが。

何らかの形で皆さんの提案やら、リクエスト(があれば)やらに答えていけたらなと思っております。

これからはもっと更新が遅くなってしまうと思いますが、気長に待っていてください。

遅くなっても必ず更新します。完結させます。

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高杉るな - この作品はちょっと切なくて、良いですね!(いきなりすみません)あと作者さんが一生懸命(?)なのが分かります!更新、楽しみにしてます♪ (2017年11月28日 17時) (レス) id: 264bb20a3e (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» ありがとうございます! (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - 夜空 星月さん» はい…。夢主には終わりがあります。余命と言う言葉があるなかでも皆さんの心が温まるような話に出来たらと思っています。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
甘党。(プロフ) - ムクロさん» 提案ありがとうございます!松陽先生の傷は盲点でした…。これから先この作品に生かせたら是非使わせて頂きたいです…!ありがとうございます。 (2017年11月26日 16時) (レス) id: 95933b74ce (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年11月25日 14時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘党。 | 作成日時:2017年3月31日 13時

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